特許
J-GLOBAL ID:200903049944376067

ドリル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-030383
公開番号(公開出願番号):特開平7-237017
出願日: 1994年02月28日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 高硬度材から軟質材、高硬薄肉材などにわたり汎用性を高める。【構成】 ドリル本体1の先端に、ドリル外径Dに対して0.2×D〜0.4×Dの長さLで直線状に延びる外周側の第一切刃と、ドリル回転中心Cに向けて曲線状に延びる第二切刃とからなる切刃が形成され、第二切刃の径方向すくい角は第一切刃も正角側に大きく設定されている。また切屑排出溝2は、3つの並んだ溝より構成され、第一の溝10の底面10Aの先端側稜線部には第一切刃6が形成され、また第三の溝12の幅W3は0.03×D〜0.2×Dとされている。さらに、第二の溝11の底面11Aの曲率半径rは、ドリル外径円EDに内接するとともにドリル芯厚部13の円ETに外接する円ERの半径Rに対して、0.9×R〜1.2×Rの範囲に設定されている。
請求項(抜粋):
軸線回りに回転されるドリル本体の側面に、先端から基端側に向けて切屑排出溝が形成され、この切屑排出溝の底面と上記ドリル本体の先端逃げ面との交差稜線部にドリル回転方向を向く切刃が形成されて成り、上記切刃は、上記軸線方向先端視にドリル外径Dに対して0.2×D〜0.4×Dの長さでドリル外周から内周側に向けて直線状に延びる芯上がりに配置された第一切刃と、この第一切刃の内周端から凸曲線を描いて延びてドリル回転中心に向かう第二切刃とから構成され、この第二切刃の径方向すくい角は上記第一切刃の径方向すくい角よりも正角側に大きくなるように設定される一方、上記切屑排出溝は、上記軸線に直交する断面において、互いに凹曲する底面を備えてマージン側からヒール側に順に並ぶ第一、第二、第三の溝より構成され、第一の溝は、その溝の底面と上記先端逃げ面との交差稜線部に上記第一切刃が形成され、また上記第三の溝の幅は上記ドリル外径Dに対して0.03×D〜0.2×Dの範囲に設定され、さらに上記第二の溝の底面の曲率半径は、ドリル外径円に内接するとともにドリル芯厚部に外接する円の半径Rに対して、0.9×R〜1.2×Rの範囲に設定されていることを特徴とするドリル。

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