特許
J-GLOBAL ID:200903049946407369

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-349587
公開番号(公開出願番号):特開平5-164181
出願日: 1991年12月06日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 流体室の内圧を制御する振動板に対して、大きな加振力を安定して及ぼすことのできる駆動手段を備えた流体封入式防振装置を提供すること。【構成】 流体室32の壁部の一部を構成する振動板27の背後に配された永久磁石50に対して、第一及び第二のヨーク54,56を接続して、環状のギャップ部62を有する磁路を形成する一方、かかるギャップ部62内に、前記振動板27に連結された可動コイル68を配設し、該可動コイル68への通電にて、前記振動板27に加振力を及ぼすようにすると共に、該可動コイル68が配設されたギャップ部62に磁性流体を介在せしめた。
請求項(抜粋):
互いに所定距離を隔てて配された第一の支持金具と第二の支持金具とを、それらの間に介装されたゴム弾性体にて連結すると共に、内部に所定の非圧縮性流体が封入された流体室を、かかるゴム弾性体にて壁部の一部を構成して設けてなる流体封入式防振装置において、前記流体室の壁部の一部を変位可能な振動板にて構成し、該振動板の背後に永久磁石を配設すると共に、かかる永久磁石の両極部に第一のヨークおよび第二のヨークをそれぞれ接続して、それら第一のヨークと第二のヨークとの端部対向面間に環状のギャップ部を有する磁路を形成する一方、かかるギャップ部に沿って周方向に延びるリング状の可動コイルを変位可能に配設せしめて、該可動コイルを前記振動板に連結すると共に、かかる可動コイルが配設される前記磁路のギャップ部に磁性流体を介在せしめたことを特徴とする流体封入式防振装置。

前のページに戻る