特許

J-GLOBAL ID：200903049947328861

電子写真装置

発明者： 早川 直志
出願人/特許権者： 株式会社リコー
代理人 (1件)： 佐田 守雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-301427
公開番号（公開出願番号）：特開平7-160033
出願日： 1993年12月01日
公開日（公表日）： 1995年06月23日
要約：

【要約】【目的】 トナーの流動性の最適な範囲の設定を行い、電子写真装置で最適となるトナーの流動性を確保し、ブレードエッジの異常摩耗の防止、又は、異常摩耗の低減をはかり、長期間の使用において、画像上に発生する黒すじを防止することができる電子写真装置を提供する。【構成】 像担持体上に形成されたトナー像を記録紙に転写した後、像担持体上に残留したトナーを除去するクリーニングブレードがカウンタブレード方式のクリーニング装置を具えた電子写真装置において、トナーの凝集度が、篩の目開きが150μm(上段)、75μm(中段)、45μm(下段)の組合せの第1組の篩を用いた測定で13%未満、及び75μm(上段)、45μm(中段)、22μm(下段)の組合せの第2組の篩を用いた測定で25%以上からなる。

請求項（抜粋）：

像担持体上に形成されたトナー像を記録紙に転写した後、像担持体上に残留したトナーを除去するクリーニングブレードがカウンタブレード方式のクリーニング装置を具えた電子写真装置において、篩の目開きが150μm(上段)、75μm(中段)、45μm(下段)の組合せの第1組のものと、篩の目開きが75μm(上段)、45μm(中段)、22μm(下段)の組合せの第2組のものとを用い、上段の篩にトナー2グラムを乗せ、振幅1mmで、T=20+|(1.6-W)/0.016| 〔sec.〕ここでWはトナーの動的見掛比重であって、W=(P-A)C/100+Aの数式で計算され、P;固め見掛比重、A;ゆるみ見掛比重、C;ゆるみ見掛比重と固め見掛比重との比から求めた圧縮度、の数式で計算された時間を振動させた後、各篩に残留したトナーの重量を測定して次の数式で計算し、【数1】 (1) |(上段に残ったトナー重量)/2|×100 (2) |(中段に残ったトナー重量)/2|×100×(3/5) (3) |(下段に残ったトナー重量)/2|×100×(1/5)上記3つの計算値の合計をもって表したトナーの凝集度が、第1組のものを用いて13%未満、及び第2組のものを用いて25%以上からなることを特徴とする電子写真装置。

IPC (3件)：

G03G 9/08 ,  G03G 9/087 ,  G03G 21/10

FI (5件)：

G03G 9/08 ,  G03G 9/08 321 ,  G03G 9/08 375 ,  G03G 9/08 381 ,  G03G 21/00 318