特許
J-GLOBAL ID:200903049951551249

情報処理システムにおける時刻設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-054210
公開番号(公開出願番号):特開平6-266465
出願日: 1993年03月15日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】定期交換を必要とする時刻保持用電池を無くし、かつ時刻設定に関する人手介入の煩わしさを無くし、情報処理装置の時刻設定を自動的に行うことを可能にする情報処理システムを提供すること。【構成】情報処理装置内のマイクロプロセッサの働きにより、情報処理装置の電源投入時に、自動的に情報処理装置と保守センタとを電話回線で接続し、時刻の設定を行う。その際に、情報処理装置と保守センタ間において、時刻情報のコ-ルバック動作を行い、これにより電話回線による通信遅延時間を求め、情報処理装置の時刻を正確に設定するために役立てる。
請求項(抜粋):
少なくとも時計機能を備えた第1の装置と、時刻設定機能を備えた第2の装置と、上記第1の装置と第2の装置の間で情報を送受する通信線とから構成される情報処理システムにおいて、第2の装置は第1の装置に対して通信線を介して時刻設定要求を送信する第1のステップと、第1の装置は上記時刻設定要求を受けたとき、第1の装置に設けられた時計機構の指示する時刻を通信線を介して第2の装置に送信する第2のステップと、第2の装置は上記時刻を受信し、一定時間経過後に、受信した時刻を通信線を介して第1の装置に返送する第3のステップと、第1の装置は上記返送された時刻を受信し、該返送された時刻と、該返送された時刻を受信した時における上記時計機構の時刻と、上記一定時間とに基づいて、通信線において時刻の送信に要する時間を計算し、時計機構が示す現在の時刻に該計算された時間を加算し、加算して得られた送信時間を考慮した時刻を第2の装置に送信する第4のステップと、第2の装置が上記通信時間を考慮した時刻を受信して、該通信時間を考慮した時刻を正式時間として時刻設定する第5のステップとから構成されることを特徴とする情報処理システムの時刻設定方法。

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