特許
J-GLOBAL ID:200903049960633363

画像符号化装置および画像復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-065968
公開番号(公開出願番号):特開平9-266574
出願日: 1996年03月22日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 解像度低下の少なく、また符号化側と復号化側で予測画像の一致が容易にとれるグローバル動き補償を提供し、より低い符号化速度でも良好な画質で画像を伝送蓄積する。【解決手段】 局所動き補償部409により、マクロブロック動き補償が1フレーム前の画像に対して行なわれる。一方、より長い周期で更新されるテンプレートメモリ405の画像を代表ベクトル内挿補間動き補償部404により、アフィン変換によるグローバル動き補償が行なわれる。選択器407が入力の指示により最適の予測モードをマクロブロック単位で選択する。これによれば、動きベクトルを内挿補間しグローバル動き補償を行なうことから、演算精度を高く保つことができ、符号化側と復号化側の予測画像の一致を容易にとることができる。
請求項(抜粋):
画像のフレーム系列を入力とし、符号化対象フレームに対して時間的に前後する復号化されたフレームを短期参照フレームとして記憶する短期フレームメモリと、前記符号化対象フレームと前記短期参照フレームの間の、局所的な対応を局所動きベクトルとして検出する局所動きベクトル検出手段と、前記した局所的動きベクトルを用いて前記短期フレームメモリから画像を読み出して予測画像を生成する短期動き補償手段と、符号化対象フレームに対して前記短期参照フレームよりも更新される間隔が長い復号化されたフレームを長期参照フレームとして記憶する長期フレームメモリと、前記符号化対象フレームと前記長期参照フレームの間の、全画面の対応を画面上の任意の位置の動きベクトルをその位置を変数とする多項式関数のパラメータとして検出する全画面動き検出手段と、前記多項式関数のパラメータを用いて前記長期フレームメモリから画像を読み出して予測画像を生成する全画面動き補償手段とを備え,前記短期動き補償手段と全画面動き補償手段とを適応的に選択して予測符号化を行なう画像符号化装置。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/36
FI (2件):
H04N 7/137 Z ,  H03M 7/36

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