特許
J-GLOBAL ID:200903049964547852

トリガー式液体射出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角南 孝一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-336050
公開番号(公開出願番号):特開平10-165855
出願日: 1996年12月16日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 トリガー式液体泡状射出機において、液体射出後に射出口から液体が垂れ落ちないようにする。【解決手段】 トリガー式液体射出機のポンプ機構において、エアシリンダーの内周面2カ所に陥没部を形成し、そこをピストンが通過するとき気密が破れる構造とし、圧縮の初期においてはボトル内と外気とが連通してボトル内の負圧を解消し、また、射出の終期においては射出筒とボトルとが連通して筒内の圧力を減少させノズルからの液体の垂れ落ちをなくした。また、ノズル部分にも圧力を感じて開口するバルブを装着した。
請求項(抜粋):
射出筒と内部に小径の円筒突起を有するシリンダーを上下に平行にし、そのシリンダーの背後に直立する送液筒にそれぞれ通気通液小孔で連通して一体的に形成した本体に、サブピストンをその内径筒に通気自在に嵌合したメインピストンを前記射出筒の一部に軸支したトリガーレバーの中腹に係合して、そのピストンのヘッド部をシリンダー内に摺動自在に嵌合せしめ、さらに、小径筒部とそれに連続する拡径平面部に二個の通孔を穿孔し延設した大径筒部の二段筒形ブッシュをその上端に玉弁を設けて送液筒に挿入嵌合し、そのブッシュの小径筒部の内径に吸液パイプを嵌着し、そのブッシュ下端に形成した外向きフランジ部に係合する取り付けキャップによりボトル口部に取着するトリガータイプの液体射出器において、そのシリンダーは開口端近くと最奥部の内壁面に陥没部を形成し、そのシリンダー内の中間よりやや開口端近くに液体用ボトルに通ずる小孔を開設するとともに前記シリンダー内の円筒突起の裏面からブッシュに穿孔した通孔に通じる溝を刻設したものであり、そのシリンダーに嵌合するピストンは、ピストンヘッドがその前後の両端のみでシリンダ内壁に気密であり、その中間は気密でないメインピストンと、そのメインピストンの内径に通気自在に嵌合し、かつ、メインピストンの前方気密部端面と通気可能な間隔を隔てて該シリンダー内壁に気密な外周と前記シリンダー内の円筒突起の外径に気密な内周になる環状のヘッドを有するサブピストンからなることに特徴を有するトリガー式液体射出器。

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