特許
J-GLOBAL ID:200903049966680584
ギヤ変速装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-068274
公開番号(公開出願番号):特開平7-280045
出願日: 1994年04月06日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 ギヤ変速装置において、変速ギヤを伝動ギヤに咬合させる際に、変速ギヤ側及び伝動ギヤ側の両伝動軸の回転数が素早く同調するシンクロ構造を備える。【構成】 伝動軸8,9の各々に所定幅の接触面を持つ一対の摩擦輪21を一体回転自在に支持し、両伝動軸8,9の軸間距離を微小距離だけ変更操作するアクチュエータ23a,24aを備える。これにより、変速ギヤ18が伝動ギヤ15側にスライド操作され始めると、アクチュエータ23aを軸間距離の接近側に作動させて両伝動軸8,9の摩擦輪21の接触面どうしを接触させ、変速ギヤ18が伝動ギヤ15に咬合すると、アクチュエータ24aを軸間距離の離間側に作動させて両伝動軸8,9の摩擦輪21の接触面どうしを離間させる。
請求項(抜粋):
伝動上手側の伝動軸(8)と伝動下手側の伝動軸(9)とを平行に配置し、前記両伝動軸(8),(9)の一方に複数個の伝動ギヤ(15),(16)を固定して、他方の伝動軸(8)にスライド操作自在な複数個の変速ギヤ(18),(19)を外嵌し、選択された変速ギヤ(18),(19)をスライド操作して前記伝動ギヤ(15),(16)に咬合及び離間操作することにより、前記両伝動軸(8),(9)の間で変速可能に構成し、前記両伝動軸(8),(9)の各々に所定幅の接触面を持つ一対の摩擦輪(21),(22)を一体回転自在に支持し、前記両伝動軸(8),(9)の軸間距離を微小距離だけ変更操作するアクチュエータ(23a),(23b),(24a),(24b)を備えると共に、前記伝動ギヤ(15),(16)から離れていた変速ギヤ(18),(19)が伝動ギヤ(15),(16)との咬合側にスライド操作され始めると、前記アクチュエータ(23a),(23b),(24a),(24b)を軸間距離の接近側に作動させて前記両伝動軸(8),(9)の摩擦輪(21),(22)の接触面どうしを接触させ、前記変速ギヤ(18),(19)が伝動ギヤ(15),(16)に咬合すると、前記アクチュエータ(23a),(23b),(24a),(24b)を軸間距離の離間側に作動させて前記両伝動軸(8),(9)の摩擦輪(21),(22)の接触面どうしを離間させる制御手段を備えてあるギヤ変速装置。
前のページに戻る