特許
J-GLOBAL ID:200903049967241240

ピストンリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-320598
公開番号(公開出願番号):特開平9-159026
出願日: 1995年12月08日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 ピストンリングの合口部の流体漏れを防止しつつ合口部形状を単純化し、もってピストンリングの加工コストを低減すること。【解決手段】 ピストンリング2の合口部4を形成する両端部は、断面三角形状の挿入片部20,22と、この挿入片部20,22に半径方向で隣接する空所である受入部24,26で構成される。ピストンリング2は装着状態において、第1挿入片部20が第2受入部26に挿入され、第2挿入片部22が第1受入部24に挿入される。これにより、内向斜面28と外向斜面30は密着する。内向斜面28と外向斜面30の半径方向外方側端縁は、ピストンリングの角部から少しずらしてシリンダ内面に摺接させる。また内向斜面28と外向斜面30の半径方向内方側端縁は、ピストンリングの角部から少しずらしてピストン外周のリング溝内側面と当接させる。
請求項(抜粋):
実質的に矩形断面を有するピストンリングの合口部を形成するピストンリングの一端部に、ピストンリングの矩形断面の実質的な対角線を含む内向斜面を有し断面三角形状をなす第1挿入片部を所定長さで形成すると共に、前記第1挿入片部の半径方向内方に隣接して断面三角形状の空所をなす第1受入部を形成し、合口部を形成するピストンリングの他端部に、ピストンリングの矩形断面の実質的な対角線を含み前記内向斜面と平行な外向斜面を有し断面三角形状をなす第2挿入片部を所定長さで形成すると共に、前記第2挿入片部の半径方向外方に隣接して断面三角形状の空所をなす第2受入部を形成し、ピストンリング装着状態において前記第1挿入片部を第2受入部に挿入すると共に、前記第2挿入片部を第1受入部に挿入し、前記内向斜面と外向斜面を密着させるようにしたピストンリング。

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