特許
J-GLOBAL ID:200903049967684176

デジタルコードレス電話機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 澄夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-126647
公開番号(公開出願番号):特開平7-087561
出願日: 1992年04月21日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 空電や干渉に対する抵抗力を著しく向上し、かつ有効距離を長くして、真に雑音の無い通話ができる、デジタル化音声信号を相互に送受信するベースユニットとハンドセットユニットから成るコードレス電話機を提供する。【構成】 利用者の音声をデジタル化し、スクランブルをかけ、変調した後送信し、受信後に、変調デジタル音声データ信号を復調し、スクランブルを解除し、復号する。コマンドデータ-音声データインタフェース125は、送信の前にデジタル音声データ信号の流れにコマンドデータパケットを挿入し、受信したデジタルデータの流れからコマンドデータパケットを取り出す。リンク検査コマンド信号も定期的にベースユニットから送信され、ハンドセットユニットから肯定応答することによって、RFリンクの品質を評価し、自動的にチャネル変更を起動したり、有効範囲外状態を知らせたりする。
請求項(抜粋):
別個のデジタル音声データ信号とデジタルコマンドデータ信号を無線周波数リンクにより相互に送受信し合う、マイクロプロセッサを利用したバッテリ電源方式ポータブルハンドセットユニットとマイクロプロセッサを利用した定置ベースユニットとを有するタイプの改良されたデジタルコードレス電話機において、改良が、前記デジタルコマンドデータをコマンドデータパケットの形で前記ハンドセットユニットと前記ベースユニット間を送信されるデジタル音声データの流れに挿入する一方、受信したデジタル音声データ信号の流れから前記コマンドデータパケットを捜し出して捕獲するコマンドデータ-音声データ間インタフェースを含むことと、前記デジタルコードレス電話機が、a) 前記ベースユニットのマイクロプロセッサによって生成されたセキュリティコードを格納するセキュリティコードレジスタ手段と、b) 前記ベースユニットのマイクロプロセッサからセキュリティコードを受信して前記セキュリティコードを前記セキュリティコードレジスタ手段に転送する一方、前記ハンドセットユニットのマイクロプロセッサからデジタルコマンドコードを受信して前記ベースユニットへ送信するマイクロプロセッサインタフェース手段と、c) 前記デジタル音声データを入力として受信し、前記ベースユニットへ送信する送信レジスタ手段と、d) 前記デジタル音声データの前記送信レジスタ手段への送信を制御する機能の他に、前記セキュリティコードレジスタから前記送信レジスタ手段へ前記セキュリティコードを転送する機能、前記マイクロプロセッサインタフェース手段から前記送信レジスタ手段へ前記コマンドデータコードを転送する機能、および前記送信レジスタ手段を通過するデジタル音声データの流れを中断させ、前記セキュリティコードと前記コマンドデータコードの合成により形成された前記コマンドデータパケットを、前記ベースユニットへ送信される前記デジタル音声データの流れの中に割り込ませる機能を有する送信レジスタ制御手段と、e) 前記コマンドデータパケットを混合した前記デジタル音声データ信号を入力として受信する受信レジスタ手段と、f) 前記混合デジタル音声データ信号の前記受信レジスタ手段への転送を制御する機能の他に、前記デジタルデータ信号をセキュリティコード比較手段へ転送する機能、およびコマンドデータパケットを静穏シーケンスデータパケットに置換する機能とを有する受信レジスタ制御手段と、から成ることと、前記セキュリティコード比較手段が前記デジタル音声データ信号からコマンドデータパケットを捜し出して識別すると、前記受信レジスタ手段が前記コマンドデータパケットを前記マイクロプロセッサインタフェース手段へ転送し、前記ベースユニットマイクロプロセッサへの接続が行なわれることと、前記デジタル音声データと前記静穏シーケンスデータパケットが前記受信レジスタ制御手段の出力部に転送された後、さらに前記ベースユニットによって処理されることと、を特徴とするデジタルコードレス電話機。
IPC (3件):
H04Q 7/38 ,  H04B 14/06 ,  H04M 1/00
FI (3件):
H04B 7/26 109 D ,  H04B 7/26 109 R ,  H04B 7/26 109 N
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-293028
  • 特開平3-093328
  • 特開平3-232349

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