特許
J-GLOBAL ID:200903049988765362

系統監視制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-094248
公開番号(公開出願番号):特開平9-285039
出願日: 1996年04月16日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 多重系によるバックアップ処理において、待機モードにある系統による処理が起動した際、共通データに異常があったとしても誤操作の虞れがなく、充分に多重系による利点を活かすことができるようにした系統監視制御システムを提供すること。【解決手段】 使用モードにあるCPU1のデータを共有メモリ4に蓄積させ、この共有メモリ4から読出したデータと、待機モードにあるCPU2のデータとを比較判定し、使用モードのCPU1がダウンして、待機モードのCPU2による監視制御に切換えるとき、共有メモリ4のデータに異常があったときには、切換を禁止するようにしたもの。【効果】 バックアップ時での誤動作が防止でき、信頼性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
共有メモリを備えた複数の計算機を用い、それら計算機の内の1台を使用モード、残りを待機モードとした上で、使用モードにある計算機により監視制御処理を実行すると共に、監視制御処理に使用しているデータを前記共有メモリに逐次蓄積してゆく処理を実行させ、異常発生に際して、使用モードの計算機から待機モードの計算機に切換え、前記共有メモリに蓄積してあったデータに基づく監視制御処理に移行する方式に系統監視制御システムにおいて、前記共有メモリに蓄積されているデータの正誤判定を、前記待機モードにある計算機により逐次実行させる手段を設け、前記異常発生に際して、前記手段による判定結果が誤りとなったとき、前記使用モードの計算機から待機モードの計算機への切換が禁止されるように構成したことを特徴とする系統監視制御システム。
IPC (3件):
H02J 13/00 ,  G06F 15/16 470 ,  H02J 3/00
FI (4件):
H02J 13/00 M ,  G06F 15/16 470 B ,  H02J 3/00 K ,  H02J 3/00 G

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