特許
J-GLOBAL ID:200903049989137616

光コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-132381
公開番号(公開出願番号):特開平11-326703
出願日: 1998年05月14日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 光コネクタフェルールに予め挿入された光ファイバに対して、多心光ファイバを接続するメカニカルスプライスタイプの接続機構を具備する光コネクタにあっては、多心光ファイバ先端の光ファイバの長さの微小な誤差に関わらず、常に効率良く光ファイバ同士を接続機構にて突き合わせ接続するための技術の開発が求められていた。【解決手段】 多心光ファイバ59先端の光ファイバ59aの内の最も短いものを除く他の光ファイバ59aの、光コネクタフェルール51側の光ファイバ53に対する突き合わせ力によって湾曲された部分59cが、二つ割り構造の素子57間に形成された光ファイバ収納凹所62に収納されることにより、全ての光ファイバ53、59aの対が突き合わせ接続される光コネクタ50を提供する。
請求項(抜粋):
光コネクタフェルール(51)と、該光コネクタフェルールの突き合わせ接続される接合端面(51a)に対向する後端部(51b)に組み立てられ、前記光コネクタフェルールに予め挿入された複数本の光ファイバ(53)に対して多心光ファイバ(59)を接続する接続機構(52)とを備え、前記接続機構は、前記多心光ファイバ先端に露出させた複数本の光ファイバ(59a)を、二つ割り構造の素子(57)内に設けられた調心機構(60)によって、それぞれ光コネクタフェルール側の目的の光ファイバ(53)に対して突き合わせ接続可能に位置決め調心し、かつ、突き合わせ接続した両光ファイバを、前記素子の外側に装着されたクランプバネ(58)のクランプ力により、前記素子に挟み込んで接続状態を維持するようになっている光コネクタにおいて、前記素子の間に、前記多心光ファイバ側の光ファイバを湾曲収納可能な光ファイバ収納凹所(62)を備え、前記多心光ファイバ先端の光ファイバの、前記光コネクタフェルール側の光ファイバに対する突き合わせ力によって湾曲された部分(59c)が、前記光ファイバ収納凹所に収納されるようになっていることを特徴とする光コネクタ(50)。

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