特許
J-GLOBAL ID:200903049990719378

ロールフィードの送り加速度制御

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-085801
公開番号(公開出願番号):特開平10-263730
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】ロールフィードのロールで送る材料とロールとの間で発生する滑り量を連続的に自動的に補正するロールフィードの送り加速度雷魚を得る。【解決手段】送りロールに連結したモータエンコーダ3と材料の送り長さを実測するメジャーリングエンコーダ7との出力パルスの単位をレート設定器8、9で合わせ、1回の送りごとに現在値カウンター10、11に積算して比較ブロック12で比較し、この差である滑り量から速度指令設定ブロック13で送りロールの回転立ち上がり時の最適加速度と、さらに送りの最適速度を求め、位置ループブロック14では、材料の送り中のメジャーリングエンコーダ7出力の積算による現在位置と、求めた送りの最適速度による現在位置との偏差から得られる速度を、送りロールの駆動モータにフィードバック制御する。
請求項(抜粋):
材料を上下一対のロールで挟み、ロールを回転駆動してプレス機械に送るロールフィードの送り加速度制御において、送りロールを回転駆動するサーボモータに連結したモータエンコーダと、前記送りロールで送り出した材料に当接させたメジャーロールに連結し、材料の送り長さを実測するメジャーリングエンコーダとの出力を積算したそれぞれの現在値を1回の送りごとに比較し、前記モータエンコーダの現在値から前記メジャーリングエンコーダの現在値を差し引いた滑り量から、前記サーボモータの起動から指定速度に達する立ち上がり時の最適加速度を求め、これに基づいた送りの最適速度を求めるとともに、材料送り中の前記メジャーリングエンコーダの現在値と、前記送りの最適速度による現在位置との偏差分に相当する速度を、前記送り最適速度に加算するフィードフォワード制御を実施して速度指令を出力し、この速度指令を前記サーボモータにフィードバック制御することを特徴とするロールフィードの送り加速度制御。

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