特許
J-GLOBAL ID:200903049991753324

動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-323190
公開番号(公開出願番号):特開2000-145810
出願日: 1998年11月13日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 従動側機器への装着が簡単にできる動力伝達装置を提供する。【解決手段】 圧縮機の円筒突出部Aには、板金プーリ4が固定されたロータ3が回転自在に支持されている。またロータ3には、半径方向外側に突出した複数の凹部5aが形成された保持部材5がリベットで固定されている。圧縮機の回転軸Bには、半径方向内側に窪んだ複数の凹部6dが形成された従動側回転部材6がスプライン嵌合され固定されている。また、ロータ3の円板部3cと従動側回転部材6のフランジ部6cは軸線方向で対向しており、凹部5a,6dと円板部3c、フランジ部6cにより形成された空間に、プラスチックやゴムにより円筒状に形成された結合部材9が嵌合されている。圧縮機の回転軸Bがロックすると結合部材9は破損するので、動力の伝達が遮断される。
請求項(抜粋):
従動側機器のハウジングに形成された円筒突出部に軸受を介して回転自在に支持され駆動側機器とベルトで連結された駆動側回転部材と、前記円筒突出部内から突出した前記従動側機器の回転軸に装着された従動側回転部材とが設けられ、前記駆動側回転部材と前記従動側回転部材が過負荷発生時に破損する結合部材で連結された動力伝達装置において、前記軸受の外輪が嵌合された内側円筒部と、前記ベルトが掛けられるプーリ溝が形成された外側円筒部と、これら内側円筒部と外側円筒部とを連結した円板部が設けられた前記駆動側回転部材と、前記円板部の側面に固定されるとともに前記回転軸の突出方向に延びた円筒部に半径方向外側へ突出した複数の凹部が形成されている駆動側保持部材と、この駆動側保持部材の円筒部の半径方向内側に嵌合されるとともに半径方向内側へ窪んだ複数の凹部が形成されたボス部と、このボス部の端面から半径方向外側へ延び前記駆動側回転部材の円板部と軸線方向で対向したフランジ部が設けられた前記従動側回転部材と、前記駆動側回転部材の凹部と前記従動側回転部材の凹部、前記駆動側回転部材の円板部と前記従動側回転部材のフランジ部とにより画定された複数の空間に嵌合された前記結合部材とを設けたことを特徴とする動力伝達装置。
IPC (2件):
F16D 9/00 ,  F16H 35/10
FI (2件):
F16D 9/00 Z ,  F16H 35/10 J

前のページに戻る