特許
J-GLOBAL ID:200903049995487505

製鋼方法および製鋼設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川和 高穂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-195580
公開番号(公開出願番号):特開平6-041624
出願日: 1992年07月22日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、高品質の鋼を極めて経済的に製造することのできる製鋼方法およびその方法に使用する製鋼設備を提供することを目的とする。【構成】 一の転炉で主に脱燐精錬を行ない、つぎに、この溶湯を受湯鍋に出湯し、この受湯鍋を受湯台車により炉前側に運搬し、炉前作業床に設けられた開口部を通じて他の一の転炉に運搬し、溶湯を裝入し主に脱炭精錬を行ない鋼を精錬する。空になった受湯鍋は、前記開口部を通して前記受湯台車に載せ、前記一の転炉の出鋼側に戻す。【効果】 本発明の製鋼設備を利用した製鋼方法によれば、受湯鍋が少なくて済み、作業時間も短縮されるので、燐、硫黄等の不純物の少ない鋼を、高能率で製造できる。
請求項(抜粋):
下記の工程からなる製鋼方法。(1)一の転炉において、主に脱燐精錬を行ない、(2)前記脱燐精錬の終了後、転炉内溶湯を受湯鍋に排出し、(3)前記溶湯を収容する受湯鍋を、前記転炉に対応する炉前作業床側の開口部直下に移動し、(4)前記受湯鍋をクレーンにより前記開口部を通して炉前作業床側に吊り上げ、前記受湯内の溶湯を隣接する他の一の転炉に装入し、空となった当該受湯鍋を前記クレーンにより先に通過した開口部を通して、元の受湯台車に搭載し、当該受湯台車により前記一の転炉の出鋼側に戻し、(5)前記他の一の転炉において引き続き主に脱炭精錬を行なう。
IPC (2件):
C21C 5/28 ,  C21C 1/02 110
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-011714
  • 特開平2-011714

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