特許
J-GLOBAL ID:200903049999795859

都市ゴミ溶融スラグの処理方法及びその処理物を利用した焼結体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 貞夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-174339
公開番号(公開出願番号):特開平8-034661
出願日: 1994年07月26日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 真空土練機を用いて所望の成形を行う製造工程において、残留金属アルミニウムと可溶性アルカリ成分との反応による多量の気泡の発生等の成形上の障害を除去し成形作業の安定化を図ると共にスラグ中のアルミニウムの重量に対し多量のCa(OH)2を加えることによる生産性,経済性の不利益を解決する都市ゴミ溶融スラグの処理方法及びその処理物を利用した焼結体の製造方法を提供する。【構成】 金属アルミニウムを混有する都市ゴミ溶融スラグ粉末100重量部に、2乃至20[%]濃度のリン酸ソーダ水溶液を10乃至20重量部加えた後、養生反応させて焼結体用組成物を調整する。また、前記溶融スラグ粉末の湿潤物5乃至70重量部と、可塑性粘土30乃至50重量部と、焼結調整剤45乃至65重量部とを100重量に秤量しこれに適量の水を加えて混練し、押出し成形,乾燥した後、焼成して焼結体を製造する。
請求項(抜粋):
加熱によって溶融され、金属アルミニウムを混在含有し、かつ0.5[mm]以下の粒度に粉砕された都市ゴミ溶融スラグ粉末100重量部に対し、2乃至20[%]濃度のリン酸ソーダ水溶液を10乃至20重量部を加えて湿潤状態の均一混合物となした後、1時間以上養生反応させることにより、焼結体用組成物を調整することを特徴とする都市ゴミ溶融スラグの処理方法。
IPC (3件):
C04B 35/00 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00
FI (3件):
C04B 35/00 ZAB V ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 304 A

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