特許
J-GLOBAL ID:200903050001177705

郵便物の宛名読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-021123
公開番号(公開出願番号):特開平5-217015
出願日: 1992年02月06日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】読取性能を向上するだけでなく、処理時間の短縮が図れ、かつ、誤読の減少に効果的な結果を得ることができる郵便物の宛名読取装置を提供する。【構成】宛名領域候補抽出部4は、光電変換部1から得られる郵便物P上の画像情報により、郵便物P上の宛名領域候補を抽出し、かつ、その宛名領域候補において、あらかじめ定められた領域にある部分領域を抽出する。文字検出切出部5は、この抽出された部分領域内の文字画像を検出して切出し、郵便番号認識部6は、この切出された文字画像を数字辞書7を用いて認識し、所定の郵便番号である場合、その部分領域を含む宛名領域候補を宛名領域であると判定する。宛名文字認識部8は、この判定された宛名領域候補内の文字画像を宛名文字辞書9を用いて認識し、知識処理部10は、この認識結果に対して宛名知識辞書11を用いて知識処理を施すことにより、最終的な宛名読取結果を出力する。
請求項(抜粋):
郵便物上を光学的に走査することにより光電変換し、郵便物上の画像情報を得る光電変換手段と、この光電変換手段で得られる画像情報を処理することにより、前記郵便物上の宛名領域候補を少なくとも1つ以上抽出する宛名領域候補抽出手段と、この宛名領域候補抽出手段で抽出された宛名領域候補内のあらかじめ定められた領域にある少なくとも1つ以上の部分領域について、定められた文字数内の文字画像を検出して切出し、あらかじめ設定される標準パターンと照合することにより、あらかじめ設定された範囲の郵便番号であるか否かを判定する第1の判定手段と、この第1の判定手段の判定結果に基づき、郵便番号であると判定された部分領域を含む宛名領域候補を宛名領域であると判定する第2の判定手段と、この第2の判定手段の判定結果に基づき、前記画像情報から宛名文字画像を検出して切出し、認識処理を行なう認識手段とを具備したことを特徴とする郵便物の宛名読取装置。
IPC (2件):
G06K 9/00 ,  G06K 9/20 340

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