特許
J-GLOBAL ID:200903050002601551

エンジンのデコンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-210029
公開番号(公開出願番号):特開2004-052639
出願日: 2002年07月18日
公開日(公表日): 2004年02月19日
要約:
【課題】部品点数が少なく構造が簡単で,コストダウンが可能な前記エンジンのデコンプ機構を提供する【解決手段】動弁カム軸15に一体に形成された被動タイミングギヤ16bに,デコンプカム軸23を回動可能に支承する軸受孔22を設け,デコンプカム軸23の一端部にはデコンプカム24を形成し,その他端部にはアーム25を,またこのアーム25の先端には,それから屈曲して遠心ウエイト30の連結溝33に係合する連結部26を,さらにこの連結部26の先端には膨大部27を順次連設し,この膨大部27を,これが被動タイミングギヤ16bと遠心ウエイト30との間に軸方向に挟まれように配置した。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
機関弁(11)を開閉するための動弁カム(20)及び被動タイミングギヤ(16b)を備えた動弁カム軸(15)に,動弁カム(10)の軸方向一側に隣接していて,動弁カム(20)のベース円部より半径方向外方にデコンプカム(24)を突出させて機関弁(11)をエンジンの圧縮行程で僅かに開く作動位置(O)と,同ベース円部より半径方向内方にデコンプカム(24)を退去させて機関弁(11)を解放する非作動位置(N)との間を回動し得るデコンプカム軸(23)を設け,このデコンプカム軸(23)のアーム(25)に連結して,遠心力による揺動によりデコンプカム軸(23)を作動位置(O)から非作動位置(N)へ回動する遠心ウエイト(30)を,動弁カム軸(15)に一体的に形成された被動タイミングギヤ(16b)に取り付けた,エンジンのデコンプ装置において, 被動タイミングギヤ(16b)に,デコンプカム軸(23)を回動可能に支承する軸受孔(22)を設け,この軸受孔(22)から被動タイミングギヤ(16b)の一側面側に突出したデコンプカム軸(23)の一端部にはデコンプカム(24)を形成し,軸受孔(22)から被動タイミングギヤ(16b)の他側面側に突出したデコンプカム軸(23)の他端部にはアーム(25)を,またこのアーム(25)の先端には,それから屈曲して遠心ウエイト(30)の連結溝(33)に係合する連結部(26)を,さらにこの連結部(26)の先端には,被動タイミングギヤ(16b)及び遠心ウエイト(30)間で軸方向に位置決めされる膨大部(27)を連設したことを特徴とする,エンジンのデコンプ装置。
IPC (1件):
F01L13/08
FI (1件):
F01L13/08 D
Fターム (8件):
3G018AB07 ,  3G018DA31 ,  3G018DA32 ,  3G018EA02 ,  3G018EA21 ,  3G018FA17 ,  3G018GA11 ,  3G018GA14
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

前のページに戻る