蓄熱式バーナを用いた燃焼システム

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：青山葆 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-112547
公開番号（公開出願番号）：特開平7-318050
出願日： 1994年05月26日
公開日（公表日）： 1995年12月08日
要約：

【要約】【構成】バーナ4,5と蓄熱器6,7を備えた蓄熱式バーナ2,3を、燃焼状態と、排熱回収状態とに交互に設定する燃焼システム1において、バーナ4,5に燃料供給源11を接続し、蓄熱器6または、蓄熱器7から排ガスを吸引し、この排ガスを蓄熱器7または蓄熱器6へ供給するファン25と、蓄熱器6,7に供給される排ガスに酸素を供給する酸素供給源30と、排ガスと酸素との混合気体の酸素濃度を調整する酸素濃度調整装置33とを設けた。【効果】一般工業炉の燃料として純酸素の使用を可能にし、NOxの発生を完全に防止することができる。燃焼空気の酸素含有量を調節することで、火炎の温度を調節することができる

請求項（抜粋）：

バーナと蓄熱器を備えた蓄熱式バーナを2組備え、これらの蓄熱式バーナを、バーナに供給された燃料を蓄熱器を介して供給された燃焼用気体と共に燃焼する燃焼状態と、バーナと蓄熱器に対する燃料と燃焼用気体の供給をそれぞれ停止すると共に蓄熱器を介して炉内の排ガスを排気する排熱回収状態に交互に設定することにより、第1の蓄熱式バーナと第2の蓄熱式バーナとで交互に燃料を燃焼する燃焼装置において、(a)各蓄熱式バーナのバーナにそれぞれ開閉弁を介して接続された燃料供給源と、(b)一方の蓄熱器から排ガスを吸引し、この排ガスを残る他方の蓄熱器へ供給する状態と、上記他方の蓄熱器から排ガスを吸引し、この排ガスを残る一方の蓄熱器に供給する状態に選択的に切換できる排ガス吸引・供給手段と、(c)この排ガス吸引・供給手段から蓄熱器に供給される排ガスに酸素を供給する酸素供給源と、(d)排ガスと酸素との混合気体における酸素濃度調整装置と、を設けたことを特徴とする蓄熱式バーナを用いた燃焼システム。

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