特許

J-GLOBAL ID：200903050007286859

鉄筋コンクリートの劣化防止方法

発明者： 黒井 登起雄 ,  越智 恒男 ,  苅谷 和昭
出願人/特許権者： 日鐵建材工業株式会社
代理人 (1件)： 加川 征彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-115946
公開番号（公開出願番号）：特開平7-300379
出願日： 1994年05月02日
公開日（公表日）： 1995年11月14日
要約：

【要約】【目的】 鉄筋コンクリートの鉄筋の腐食および付着強度低下を抑制する。【構成】 導電性繊維3を混入した導電性繊維補強鉄筋コンクリートを形成する。この導電性繊維補強コンクリートに外部電源により通電する。鉄筋コンクリート内の電気分解は,鉄筋1からコンクリート2へ,またはそれと逆に電流が流れることにより生じる。導電性繊維補強鉄筋コンクリート中の電荷の移動はほぼ導電性繊維を通じて行われるので,セメントペースト中の電荷の移動は著しく少なくなる。したがって,鉄筋コンクリートの電気分解は抑制され,これにより,鉄筋の腐食が抑制される。また,鉄筋周辺のペーストの軟化が防止され,鉄筋のコンクリートに対する付着強度の低下は抑制される。

請求項（抜粋）：

導電性繊維を混入させた鉄筋コンクリートに外部電源により通電することを特徴とする鉄筋コンクリートの劣化防止方法。

IPC (4件)：

C04B 41/60 ,  C04B 14/38 ,  C04B 14/48 ,  E04G 23/02

引用特許：

審査官引用 (2件)

• セメント組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-073625   出願人：アイシーアイ・アメリカス・インコーポレーテツド
• 特開昭64-014137