特許
J-GLOBAL ID:200903050007892074

植物衛生製品及び生物肥料としての、X、F、及びGを含むグリコシド構造を含む化合物、並びに誘導化合物の使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 津国 肇 ,  篠田 文雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-577628
公開番号(公開出願番号):特表2005-527532
出願日: 2003年03月27日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
本発明は、式:XFGを有する多糖構造、又は誘導体構造を含む化合物の、非生物的ストレスに対する植物の適応、開花及び結実の制御、並びに病原体に対する防御反応の誘導に関わる使用に関する。
請求項(抜粋):
- 1つ又は2つのX鎖、即ち、α-D-キシロピラノシル(1,6)-β-D-グルコピラノシル若しくはα-D-キシロピラノシル(1,6)-D-グルコピラノース、又はβ-D-キシロピラノシル(1,4)-β-D-グルコピラノシル若しくはβ-D-キシロピラノシル(1,4)-D-グルコピラノース鎖、あるいはXolとも呼ばれるXの還元型、 - 1つ又は2つのF鎖、即ち、α-L-フコピラノシル(1,2)-β-D-ガラクトピラノシル(1,2)-α-D-キシロピラノシル(1,6)-β-D-グルコピラノシル若しくはα-L-フコピラノシル(1,2)-β-D-ガラクトピラノシル(1,2)-α-D-キシロピラノシル(1,6)-D-グルコピラノース鎖、又はα-L-フコピラノシル(1,2)-β-D-ガラクトピラノシル(1,2)-β-D-キシロピラノシル(1,4)-β-D-グルコピラノシル若しくはα-L-フコピラノシル(1,2)-β-D-ガラクトピラノシル(1,2)-β-D-キシロピラノシル(1,4)-D-グルコピラノース鎖、あるいはFolとも呼ばれるFの還元型、並びに - 少なくとも1つのG鎖、即ち、4位で置換されているか、又は置換されていない、β-D-グルコピラノシル又はD-グルコピラノース単位、あるいはGolとも呼ばれるGの還元型[ここで、 該X、F、及びG鎖は、ランダムな順で相互に結合しており、適宜、以下の修飾:(i)ヒドロキシル基の修飾、即ち、グルコース残基が末端位で還元されているか、又はされていない、アセチル化又はメトキシル化又はアシル化誘導体、(ii)還元的アミノ化によるような、末端還元性単位の修飾、(iii)接近可能なGal及びGlc残基の6位での酸化を含む] を含むことを特徴とする化合物[ここで、 該化合物は、以下の性質: - グルタチオンレダクターゼを刺激する性質、及び/又は - 植物におけるホスホリパーゼDを刺激する性質、及び/又は - グリコシルヒドロラーゼを刺激する性質、 を有する]の、該化合物の上述の性質に関連した使用、即ち: - 寒さに対する適応のような非生物的ストレスに対する植物の適応、あるいは渇水、湿気又は塩分のような水に関するストレスに対する適応、 - 開花の制御、 - 結実の制御、 - 細菌、ウイルス、真菌のような病原体に対する防御反応の誘導 の範囲内における使用[ただし、式:XXFGの化合物の上述の使用を除く]。
IPC (2件):
A01N43/16 ,  A01N61/00
FI (2件):
A01N43/16 A ,  A01N61/00 D
Fターム (6件):
4H011AA01 ,  4H011AA04 ,  4H011AB03 ,  4H011BB08 ,  4H011BB19 ,  4H011DH10
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • RUSSIAN JOURNAL OF PLANT PHYSIOLOGY, 1996, V43 N5, P648-655

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