特許
J-GLOBAL ID:200903050010608506

砥石修正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-261192
公開番号(公開出願番号):特開平6-114731
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】装置全体の熱変位による修正工具と砥石との相対変位にかかわらず正確な修正を可能とする砥石修正装置の提供を目的とする。【構成】砥石27に形成された歯の回転方向側面の第1第2研削側面間の幅より小さい回転方向側面の第1第2修正側面の例えば凸状歯先部をもつ修正工具25を用いて砥石27の修正を行う修正装置であって、砥石27の各研削側面ごとに上記修正工具25の対応する各修正側面をそれぞれ均等の切り込み量で接触させ得るように、砥石27と修正工具25との変位を検出する変位検出手段49の出力にて装置全体の熱変位による砥石27と修正工具25との変位を検出して、これにより得られる変位量だけ第1第2修正制御手段により修正工具25に対する砥石27の修正開始位置を補正しており、装置全体の熱変位にかかわらず、各歯側面のツルーイング量が同じとなる正確な修正が可能となる。
請求項(抜粋):
砥石と砥石修正工具をそれぞれ回転させる回転駆動装置と、砥石回転軸線方向に砥石と砥石修正工具を相対移動させる送り装置と、砥石1回転当たり所定のリードでもって砥石回転軸線方向に砥石と砥石修正工具を相対移動させるよう前記回転駆動装置並びに送り装置を制御する制御装置とを備え、砥石修正工具の回転方向両側に形成された第1、第2修正側面により砥石のウォーム状に形成された歯の回転方向両側の第1、第2研削側面を修正するようにした砥石修正装置であって、砥石修正工具の断面形状が凸状の場合は前記第1、第2修正側面間の幅よりも前記第1、第2研削側面間の幅を小さくし、砥石修正工具の断面形状が凹状の場合は前記第1、第2修正側面間の幅よりも前記第1、第2研削側面間の幅を大きくし、砥石を送り装置によって基準位置へ位置決めしたときに砥石修正工具に対する砥石の回転軸線方向の変位を検出する変位検出装置を備え、変位検出装置によって得られた砥石の変位量に第1、第2修正側面間の幅と第1、第2研削側面間の幅の差の半分を加算した値だけ砥石修正工具に対する砥石の位置を送り装置によってずらしてから砥石1回転当たり所定のリードでもって砥石回転軸線方向に砥石と砥石修正工具を相対移動させる第1の修正制御手段と、変位検出装置によって得られた砥石の変位量に第1、第2修正側面間の幅と第1、第2研削側面間の幅の差の半分を引いた値だけ砥石修正工具に対する砥石の位置を送り装置によってずらしてから砥石1回転当たり所定のリードでもって砥石回転軸線方向に砥石と砥石修正工具を相対移動させる第2の修正制御手段を前記制御装置に備えたことを特徴とする砥石修正装置。
IPC (4件):
B24B 53/00 ,  B24B 47/22 ,  B24B 49/14 ,  B24B 53/075

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