特許
J-GLOBAL ID:200903050011293355

磁気軸受の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-209189
公開番号(公開出願番号):特開平6-058332
出願日: 1992年08月05日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 ロータの回転周波数とモータの駆動周波数の差の周波数における軸受剛性を向上させて、大きな加速、減速トルクを得ることができるようにする。【構成】 誘導モータ3により駆動されるロータ1を両側から非接触支持する電磁石2a、2b、ロータ1の変位を検出する位置センサ6a、6bおよび変位検出回路7、ロータ1の変位に基づいて電磁石制御指令を出力するPID制御回路8、ならびに電磁石制御指令により電磁石2a、2bに制御電流を与える電力増幅器5a、5bを備えた磁気軸受の制御装置において、ロータ1の回転周波数を検出する回転センサ9およびF/V変換器10、インバータ4の出力周波数からモータ3の駆動周波数を検出するF/V変換器11、実回転周波数と駆動周波数の差を求める減算器12および絶対値回路13、ならびにこの差に中心周波数が設定される電圧可変帯域フィルタ14を備え、このフィルタ14をPID制御回路8に並列に接続する。
請求項(抜粋):
誘導モータにより駆動されるロータを両側から非接触支持する電磁石、ロータの変位を検出する変位検出手段、検出されたロータの変位に基づいて電磁石制御指令を出力する電磁石制御回路、および電磁石制御指令により電磁石に制御電流を与える電力増幅器を備えた磁気軸受の制御装置において、ロータの回転周波数を検出する実回転周波数検出手段、誘導モータの駆動周波数を検出する駆動周波数検出手段、検出された実回転周波数と駆動周波数の差を求める減算手段、および求められた実回転周波数と駆動周波数の差に中心周波数が設定される電圧可変帯域フィルタを備えており、このフィルタが電磁石制御回路に並列または直列に接続されていることを特徴とする磁気軸受の制御装置。

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