特許
J-GLOBAL ID:200903050018206377

燃料電池の加湿装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-302831
公開番号(公開出願番号):特開平8-138705
出願日: 1994年11月10日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 多孔質膜を介してガス流路側から水流路側に進入する水素ガスに起因して加湿機能が低下するのを防いで、燃料電池の発電能力の低下を防止する。【構成】 水素ガス加湿器20は、多孔質膜21と、その片側表面に設けられた触媒反応層22と、両者21,22を両側から挟みつつ水素ガス及び水の流路23p,24pを形成するセパレータ24とにより構成されている。触媒反応層22は、白金22aを担持したカーボン粒子22bを多孔質膜21の片側表面に分散付着させたものである。水流路24pを流れる水の圧力と水素ガス流路23pを流れる水素ガスの圧力との差に応じて、水流路24p中の水が多孔質膜21及びび触媒反応層22を透過する。一方、水素ガス流路23p側から多孔質膜21を透過して触媒反応層22に水素ガスが逆流するが、この水素ガスは、白金22aの作用により、水中に溶解している酸素と反応して水となり、消滅する。
請求項(抜粋):
燃料電池の電極に供給する燃料ガスを加湿する加湿装置であって、水の流路と前記燃料ガスの流路とに接し、該水と該燃料ガスとの圧力差に応じて該水を透過する多孔質膜を備えるとともに、前記多孔質膜の内部または前記水の流路側の表面の少なくとも一方に触媒を設けた燃料電池の加湿装置。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/10

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