特許
J-GLOBAL ID:200903050019203967

有機廃棄物の熱分解装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-207179
公開番号(公開出願番号):特開平6-184560
出願日: 1992年07月10日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 樹皮・籾殻などの比較的低水分の粒子状有機廃棄物を熱分解し、発生するガスを動力転換利用するにあたり、還元反応を活性化する処置によって発生ガス発熱量を向上し、ガス冷却過程でタ-ルを分別取得して活用し、取得ガスを十分に清浄化し、かつ、反応残物の価値を高めて活用する。【構成】 反応炉2上端部へ連結した排出ガス管6内の温度センサ11で原料の供給量規制モ-タ-14を自動制御し、反応炉2下端部へは残物排出口3を中間部には通気管19を設置し、実施例に応じて冷却管20・通水管22・吸引管38を反応炉2内適所へ設け、かつ、排出ガス管6を冷却器7・ブロワ8を経て内燃機関9へ連結し、実施例に応じてタ-ル分離器25・濾過器26などを連結し、冷却器7・タ-ル分離器25にはタ-ル貯槽32・33を連結する。
請求項(抜粋):
気密構造で断熱性良好な反応炉(2)の上端部へ原料供給筒(15)と排出ガス管(6)とを連結し、反応炉(2)の下端部へは残物排出口(3)を設置し、反応炉(2)の中間内部へは小孔を開口する通気管(19)を装置し、排出ガス管(6)の他端はガス冷却器(7)とガス吸引ブロワ(8)とを経て内燃機関(9)へ管路で気密に連結し、ガス冷却器(7)の下端へは水封式のタ-ル貯槽(33)を開口連結し、かつ、排出ガス管(6)内へは温度調節器(12)のセンサ(11)を設置して、排出ガス管(6)内を流れるガス温度を水沸点に近接する設定温度に保持するよう、原料供給筒(15)内へ作用する供給量規制モ-タ-(14)を温度調節器(12)によって制御してなる有機廃棄物の熱分解装置。
IPC (3件):
C10J 3/00 ,  C10C 5/00 ,  F23G 5/027

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