特許
J-GLOBAL ID:200903050027614046

圧延機の駆動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-083428
公開番号(公開出願番号):特開平5-245517
出願日: 1992年03月05日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 作業ロール間のロールギャップを変化させて板厚を制御する圧延機に於けるミルヒステリシスの増大を防止する。【構成】 作業ロール2・3と駆動力発生装置27との間に設けた軸受箱23に、ロールギャップ可変方向に変位可能にかつ選択的に固定し得る中間軸受24a・24bを設け、中間軸受に支持された可動軸25a・25bと駆動力発生装置の各モータ軸28a・28bとを、自在継手22を介してモータ側連結軸26a・26bにより互いに連結する。可動軸と作業ロールとを連結し、両作業ロールの間隔の変化に同期して、各可動軸を変位させる。【効果】 モータ側連結軸が平行でない場合に発生する軸線方向に直交する向きの分力を中間軸受を介して軸受箱で支持することができ、チョックを圧延機のハウジングに押し付ける力により発生する摩擦力による圧延機のヒステリシスを極力小さくし得る。
請求項(抜粋):
ハウジング内に互いに対向して設けられた一対の圧延加工用作業ロールと、前記作業ロールを回転させるための駆動力を発生する駆動力発生装置と、前記駆動力を前記作業ロールに伝達するべく前記駆動力発生装置と前記作業ロールとの間に設けられた駆動力伝達装置とを有し、前記駆動力伝達装置が、前記両作業ロールの両者間の間隔を変化させる際の前記作業ロールの変位と同期して変位しかつ選択的に固定し得るように軸受箱により支持された中間軸受と、一端を前記作業ロールに連結されかつ前記中間軸受に支持された可動軸と、前記可動軸の他端と前記駆動力発生装置とにそれぞれ自在継手を介して連結された連結駆動軸とを有することを特徴とする圧延機の駆動力伝達装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-037205

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