特許
J-GLOBAL ID:200903050028249430

無線通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-027109
公開番号(公開出願番号):特開平11-225106
出願日: 1998年02月09日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 中継局の設置を要することなく、一定エリア内に無線通信のネットワークシステムを経済的に構築でき、しかも各伝送回線の常時監視により異常が発生した回線に対する無駄なアクセスを防止できるようにする。【解決手段】 一定エリア内に点在された複数の無線子局1A〜1Jには、特定子局から送信されるデータ信号を受信したとき予め定められている優先順位に基づき複数の送信先子局を通信リンクが確立されるように動作させ、かつ、全ての送信先子局が不通の場合、他の送信先子局への送信を試みる手段並びに特定の子局から定期的もしくは不定期的にテスト信号を送信させたとき複数の送信先子局からの応答の有無を判定して応答のない送信先子局を親局に送信する手段が備えられていると共に、親局には、応答のない子局からの送信電波の届く範囲にある複数の子局を検索し、その検索された子局に対して応答のない子局を知らせる手段が設けられている。
請求項(抜粋):
一定エリア内に点在する複数の無線子局と一つの親局との間に亘って、空間を伝送媒体とする電波によってデータ信号を伝送する無線通信システムであって、各無線子局はそれぞれ、送信電波が届く範囲内にある複数の他の子局に対してデータ信号及びテスト信号を送信する手段と、特定の子局から送信されるデータ信号を受信したときは予め定められている優先順位に基づいて自局と送信元子局との間に亘る通信リンクが確立されるように動作する手段と、複数の送信先子局が全て不通の場合、自己子局への送信元子局に不通信号を返信し、かつ、その不通信号を受信したときは、他の送信先子局への送信を試みる手段と、特定の子局から定期的もしくは不定期的に送信されるテスト信号を受信した状態において、送信元子局に受信応答信号を送信するとともに、自局に対する応答信号のない送信先子局の認識番号を他の送信先子局を経て親局に送信する手段とを備え、また親局は、応答信号のない送信先子局の認識番号を受信したとき、その認識番号の子局からの送信電波の届く範囲にある複数の子局を検索する手段と、その検索された子局に対して応答信号のない子局の認識番号を送信する手段とを備えていることを特徴とする無線通信システム。
IPC (2件):
H04B 7/26 ,  H04Q 7/34
FI (2件):
H04B 7/26 A ,  H04B 7/26 106 B

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