特許
J-GLOBAL ID:200903050029563996

狭指向性コンデンサマイクロホン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-212352
公開番号(公開出願番号):特開2000-050386
出願日: 1998年07月28日
公開日(公表日): 2000年02月18日
要約:
【要約】【課題】 高い狭指向性を得るため長い音響管を有しながらも、低域の周波数特性をより平坦にする。【解決手段】 高い指向性を有する長い音響管2を有し、単一指向性マイクロホンユニットに高分子フィルムを振動板35とするコンデンサ型ユニット3Aを用いたライン型マイクロホンにおいて、振動板35の支持体34の中央部に、その周縁とほぼ同一の高さであって、軸方向に貫通する透孔351を有する支持突起342を形成し、振動板35を所定の張力をもって支持体34の周縁341と支持突起342とに固定するとともに、透孔351に連通する開口30を設けて、振動板35の前部気室353と後部気室352とを音響的に結合する。
請求項(抜粋):
前方音響端子および後方音響端子を有する単一指向性マイクロホンユニットと、同マイクロホンユニットが内部に収納される音響管とを含み、上記音響管内が上記マイクロホンユニットにて前部音響容量室と後部音響容量室とに区画されており、上記後部音響容量室側には上記後方音響端子に対する後部音波導入口が設けられているとともに、上記マイクロホンユニットとして、支持体の周縁間に張設された高分子フィルム製の振動板を固定極に対して所定の間隔をもって対向的に配置してなるコンデンサマイクロホンユニットが用いられている狭指向性コンデンサマイクロホンにおいて、上記支持体の中央部には、その周縁とほぼ同一の高さであって、軸方向に貫通する透孔を有する支持突起が形成されており、上記振動板は所定の張力をもって上記支持体の周縁と上記支持突起とに固定されているとともに、上記透孔に連通する連通孔を備え、同連通孔にて上記振動板の前部気室側と後部気室側とが音響的に結合されていることを特徴とする狭指向性コンデンサマイクロホン。
IPC (2件):
H04R 1/34 320 ,  H04R 5/027
FI (2件):
H04R 1/34 320 ,  H04R 5/027 Z
Fターム (2件):
5D011AB00 ,  5D018BB02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-118698
  • 特開昭58-151799
  • 特開昭55-096799

前のページに戻る