特許
J-GLOBAL ID:200903050033175437

酸性溶液の処理方法および同方法による商業的製品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-511460
公開番号(公開出願番号):特表平9-503992
出願日: 1994年10月11日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】アルミニウムおよび/または鉄の硫酸塩からなる水処理製品を製造するために溶解したアルミニウムおよび/または鉄の化合物を含有する水性の酸性溶液を処理する方法は、該溶液を溶解した該アルミニウムおよび/または鉄の化合物と反応する塩基性物質と接触させてアルミニウムおよび/または鉄の有価物を沈澱させる工程、該沈澱をケーキ状物またはスラリー状物として残存する溶液から分離する工程、該ケーキ状物またはスラリー状物を硫酸で処理して、かくしてアルミニウムおよび/または鉄の有価物を再度溶解させるとともにアルミニウムおよび/または鉄の硫酸塩の溶液を生成させる工程および該溶液から浮遊する固形物を分離する工程を組み合わせることによって特徴づけられる。該溶液は、工業的プロセスから生じる廃棄生成物であってもよくまたは鉱山の排水であってもよく、従って該方法は、廃棄物を処理する必要を無くするのである。該溶液がアルミノシリカ質鉱物の酸による活性化処理から生じる場合は、当該生成物は、溶解したシリカを含有しており、相当量のオイル漂白剤が副生成物として製造される。当該生成物は、低分子量のカチオン性ポリマーと混合すれば、フロッキュレーション性能の増大が得られる。
請求項(抜粋):
アルミニウムおよび/または鉄の硫酸塩からなる水処理製品を製造するために溶解したアルミニウムおよび/または鉄の化合物を含有する水性の酸性溶液を処理する方法であって、該溶液を溶解した該アルミニウムおよび/または鉄の化合物と反応する塩基性物質と接触させてアルミニウムおよび/または鉄の有価物を沈澱させる工程、該沈澱をケーキ状物またはスラリー状物として残存する溶液から分離する工程、該ケーキ状物またはスラリー状物を硫酸で処理して、かくしてアルミニウムおよび/または鉄の有価物を再度溶解させるとともにアルミニウムおよび/または鉄の硫酸塩の溶液を生成させる工程および該溶液から浮遊する固形物を分離する工程を組み合わせることを特徴とする前記処理方法。
IPC (4件):
C01B 17/96 ,  C01F 7/74 ,  C01G 49/02 ,  C02F 1/58
FI (4件):
C01B 17/96 ,  C01F 7/74 ,  C01G 49/02 B ,  C02F 1/58 K

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