特許
J-GLOBAL ID:200903050033994209

コーティングヘッド及び塗布装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-107649
公開番号(公開出願番号):特開平7-289966
出願日: 1994年04月21日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 塗布厚ムラやスジなどの塗布故障が無く、連続高速塗布の条件下においても良好な塗布状態を長時間維持することが可能なコーティングヘッドを得る。【構成】 コーティングヘッドは、曲率半径R1なるフロントリップ面4aを有するフロントリップ4の下流側終点Bを通る仮想水平線X3と、曲率半径R2なるドクターリップ面5aの上流側始点Cを通る仮想水平線X1との間隔H、及び上記仮想水平線X1とドクターリップ面の頂点Dを通る仮想水平線X2との間隔をLとした時、0≦H≦L/2となり、また、終点Bにおいてフロントリップ面の接線S1と上記X3とのなす角θ1が、10°≦θ1≦25°なる関係を満足することにより、塗布厚ムラやスジなどの塗布故障が無い良好な塗布を行うことができる。
請求項(抜粋):
可撓性支持体の移動方向に対して上流側に位置し前記支持体と当接するフロントリップ面を備えたフロントリップと、前記支持体の移動方向に対して下流側に位置すると共に前記フロントリップと所定隙間のスリットを介して相対向し、かつ前記支持体と当接するドクターリップ面を備えたドクターリップと、前記スリットと連通してこのスリットより移動する前記支持体面に塗布液を供給するポケットとを有するコーティングヘッドにおいて、前記フロントリップ面を中心点O1とする曲率半径をR1として支持体側に突出る円弧面とし、この円弧面の上流側始点をA、下流側終点をB、この終点Bをを通る仮想水平線をX3とし、一方前記ドクターリップ面を中心点O2とする曲率半径をR2として支持体側に突出する円弧面とし、この円弧面の上流側始点をC、前記中心点O2を通る仮想鉛直線Yとドクターリップ面との交点をD、前記始点Cを通る仮想水平線をX1、前記交点を通る仮想水平線をX2、前記仮想水平線X1と仮想水平線X2との間隔をL、前記仮想水平線X3と仮想水平線X1との間隔をHとした時、前記X2及びX3はX1より支持体側に位置すると共に、0≦H≦L/2の範囲に前記フロントリップ面の終点Bが位置し、かつ前記終点Bにおいて前記フロントリップ面に引いた接線S1が前記ドクターリップ面側へは前記仮想水平線X3よりも下側に向き、前記S1と前記X3とのなす角θ1を10°≦θ1≦25°としたことを特徴とするコーティングヘッド。

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