特許

J-GLOBAL ID：200903050037000143

電磁界解析方法

発明者： 大西 輝夫
出願人/特許権者： 東洋通信機株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-112781
公開番号（公開出願番号）：特開平11-295365
出願日： 1998年04月07日
公開日（公表日）： 1999年10月29日
要約：

【要約】【課題】 従来の電磁界解析方法を用いて解析対象物からの遠方放射界をFD-TD法を用いて計算する際に、計算機に大容量のメモリを必要として、しばしば計算不能を引き起こしていた。本発明は、この問題を回避するために遠方放射界計算時の必要となるメモリ容量を低減できる電磁界解析方法を提供することを目的とする。【解決手段】 有限差分時間領域法を用いて解析対象物が発生する時間領域の近傍電磁界を求め、前記近傍電磁界に等価定理を適用して前記解析対象物からの遠方放射界を計算する電磁界解析方法において、前記近傍電磁界をフーリエ変換により周波数領域に変換する際に、サンプリング時間を所望の最大周波数成分までが得られるように間引くことにより、前記遠方放射界の計算に必要なメモリ量を低減した電磁界解析方法である。

請求項（抜粋）：

有限差分時間領域法を用いて解析対象物が発生する時間領域の近傍電磁界を求め、前記近傍電磁界に等価定理を適用して前記解析対象物からの遠方放射界を計算する電磁界解析方法において、前記近傍電磁界をフーリエ変換により周波数領域に変換する際に、サンプリング時間を所望の最大周波数成分までが得られるように間引くことにより、前記遠方放射界の計算に必要なメモリ量を低減した電磁界解析方法。

IPC (3件)：

G01R 29/08 ,  G06F 17/12 ,  H01Q 1/00

FI (3件)：

G01R 29/08 Z ,  H01Q 1/00 ,  G06F 15/324

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 電磁界解析方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-239856   出願人：東洋通信機株式会社

引用文献：

審査官引用 (3件)

• “FDTD法による電磁界およびアンテナ解析”, 19980320, 初版, p.50-52
• “同軸給電パッチアンテナのFD-TD解析における効率化の一検討”
• “同軸給電円形パッチアンテナのFD-TD解析”