特許
J-GLOBAL ID:200903050044753580

燃料噴射装置用ソレノイドバルブユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池澤 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-139729
公開番号(公開出願番号):特開平7-324660
出願日: 1994年05月31日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 エンジンの始動時における燃料圧送を安定して行うことによりとくにホットリスタート時のようなときにもベーパーの発生を抑えるとともに、動作の確実性を向上させることができる燃料噴射装置用ソレノイドバルブユニットを提供すること。【構成】 燃料タンクから高圧ポンプに燃料を送出する低圧ポンプは電気的に駆動可能であってエンジンの回転数には無関係に燃料の吐出量が一定していること、およびエンジン始動時には高圧ポンプを用いずにこの低圧ポンプを用いることに着目したもので、圧力調整弁7を介して高圧側導入ポート10および低圧側導出ポート11に連通可能なソレノイドバルブ8、9を設け、エンジンの始動時に高圧側通路21と低圧側通路22とを連通するとともに低圧側通路22とリターンポート側通路33とを遮断することを特徴とする。
請求項(抜粋):
燃料タンクから低圧燃料を供給する低圧ポンプと、この低圧ポンプからの低圧燃料を高圧燃料としてエンジンのインジェクターに供給する高圧ポンプとを有する燃料噴射装置用ソレノイドバルブユニットであって、前記インジェクターからの高圧側導入ポートと、前記燃料タンクへの低圧側導出ポートと、前記高圧ポンプからのリターンポートとを開口したユニットハウジングを設け、前記高圧側導入ポートに連通する高圧側通路と、前記低圧側導出ポートに連通する低圧側通路と、前記リターンポートに連通するリターンポート側通路とをこのユニットハウジングに形成し、前記高圧側導入ポートの圧力に応じて前記高圧側通路および低圧側通路を連通あるいは遮断する圧力調整弁と、この圧力調整弁を介して前記高圧側導入ポートおよび前記低圧側導出ポートに連通可能であるとともに、前記高圧側通路と前記低圧側通路との間、および前記低圧側通路と前記リターンポート側通路との間を開閉するソレノイドバルブと、を設け、前記エンジンの始動時には、前記高圧側通路と前記低圧側通路とを連通するとともに前記低圧側通路と前記リターンポート側通路とを遮断し、かつ前記エンジンの通常運転時には、前記高圧側通路と前記低圧側通路とを遮断するとともに前記低圧側通路と前記リターンポート側通路とを連通するように、前記ソレノイドバルブを制御することを特徴とする燃料噴射装置用ソレノイドバルブユニット。
IPC (2件):
F02M 37/20 ,  F02M 37/00 311

前のページに戻る