特許
J-GLOBAL ID:200903050045240625

液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-220912
公開番号(公開出願番号):特開平7-072802
出願日: 1993年09月06日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 液晶印加電圧の波形なまりに起因する表示むらを安定的に解消して、クロストークのない均一で良好な表示を維持する液晶表示装置を実現する。【構成】 周囲温度が変化した場合や経時変化で液晶セルの静電容量等が変化しても、第1の検出電極12(a)の検出電圧を基準電圧として用いて第2の検出電極12(b)の検出電圧との差を取ることにより歪み電圧成分を抽出しているので、どのような外乱を受けても第1の検出電極12(a)の検出電圧と第2の検出電極12(b)の検出電圧とはともに同条件で電位変動するため、それらを比較して抽出される歪み電圧成分は外乱を受けることがなく、常に正確に歪み電圧成分だけが抽出されて良好な帰還制御を行なうことができるので、駆動電圧波形の歪み成分を除去して表示不良を安定的に解消することができる。
請求項(抜粋):
複数の走査電極が形成された走査電極基板と、前記複数の走査電極に間隙を維持して交差するように対向配置される複数の信号電極が形成された信号電極基板と、前記走査電極と前記信号電極との間に封入挟持された液晶層とを有する液晶表示素子と、駆動電圧を作るための複数の電位を出力する駆動電圧発生回路と、該駆動電圧発生回路から出力される複数の電位のなかから一つの電圧を選択して前記走査電極に印加するスイッチ回路を有し前記複数の走査電極それぞれに走査電圧を印加する走査ドライバ回路と、前記複数の信号電極それぞれに信号電圧を印加する信号ドライバ回路とを有する液晶表示装置において、前記複数の走査電極それぞれの入力端部分ごとに一端が接続された第1の電気抵抗と、前記第1の電気抵抗の他端が接続され前記走査電極の前記入力端部分の電圧を一括して検出する第1の検出電極と、前記複数の走査電極それぞれの入力端部分とは異なる部分に一端が接続された第2の電気抵抗と、前記第2の電気抵抗の他端が接続され前記走査電極の前記第2の電気抵抗が接続された部分の電圧を一括して検出する第2の検出電極と、前記第1の検出電極で検出された電圧を基準として該電圧と前記第2の検出電極で検出された電圧とを比較して前記走査電極の電圧から歪み電圧成分を取り出し、前記駆動電圧発生回路の出力する複数の電位のうち走査電圧を形成する電位に合成する演算増幅回路とを具備して、前記複数の走査電極の歪み電圧の発生を抑制することを特徴とする液晶表示装置。
IPC (3件):
G09F 9/00 ,  G02F 1/133 520 ,  G09G 3/36

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