特許
J-GLOBAL ID:200903050058252410

斜板型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-163411
公開番号(公開出願番号):特開平10-009132
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 高い吐出圧力で稼働した場合においても、高い信頼性(耐久性)を有する圧縮機を提供する。【解決手段】 揺動部材10をピストン6および斜板4によって保持することにより、シャフト1と揺動部材10とを非接触状態とする。さらに、波形状に形成された線形材料をコイル状に巻いて構成されたウェーブコイルスプリング20によって直接揺動部材10を押圧する。これにより、シャフト1と揺動部材10との間の摺動抵抗の発生を防止することができる。さらに、ウェーブコイルスプリング20を使用することにより、スプリングの座屈現象を防止することができる。
請求項(抜粋):
駆動力を得て回転するシャフト(1)と、前記シャフト(1)を回転可能に支持する軸受(100、101)と、前記軸受(100、101)および前記シャフト(1)を収納するハウジング(2、3、14)と、前記ハウジング(2、3、14)に前記シャフト(1)の軸方向と平行に形成されたシリンダ(5)と、前記シリンダ(5)の内壁に接触しながら、前記シリンダ(5)内で往復するピストン(6)と、前記ハウジング(2、3、14)内で前記シャフト(1)と一体的に回転するとともに、前記シャフト(1)に対して所定角度を有して傾いた傾斜面(4a)が形成された斜板(4)と、前記傾斜面(4a)と対向するとともに、前記斜板(4)に対して回転可能に配置され、前記ピストン(6)と揺動可能に連結する揺動部材(10)とを備え、前記揺動部材(10)は、前記ピストン(6)および前記斜板(4)によって保持されており、前記シャフト(1)と前記揺動部材(10)との間には、空隙(1a)が形成されていることを特徴とする斜板型圧縮機。
IPC (2件):
F04B 27/14 ,  F04B 35/06
FI (2件):
F04B 27/08 S ,  F04B 35/06

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