特許
J-GLOBAL ID:200903050065609994
インバータ装置および冷凍サイクル装置
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-355433
公開番号(公開出願番号):特開平11-187671
出願日: 1997年12月24日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 スイッチング周波数が高い場合でも高周波漏れ電流を確実に低減でき、しかもコストの上昇を回避できるインバータ装置(および冷凍サイクル装置)を提供する。【解決手段】 整流回路6とスイッチング回路13との間の通電ラインにおける低域フィルタ8に電流検出用コイル38を設け、電動機120 の相巻線123r,123s,123tからアースEへと流れる零相電流を電流検出用コイル38で検出し、検出した零相電流に相似する波形の打消用電流I2 を作成し、作成した打消用電流I2 によって高周波漏れ電流I3 を強制的に打消すとともに、電流検出用コイル38としてフィルタ8のコイル10a,10bより細い線径のものを採用する。
請求項(抜粋):
金属ケースに収容された電動機を制御するインバータ装置において、交流電源の電圧を整流する整流回路と、この整流回路の出力をスイッチングにより高周波電圧に変換し、それを前記電動機への駆動電力として出力するスイッチング回路と、前記整流回路と前記スイッチング回路との間の通電ラインに挿接されたノイズ除去用のフィルタと、このフィルタに設けられ同フィルタのコイルより細い線径を有し、前記電動機の巻線から前記ケースを介してアースへと流れる零相電流を検出する電流検出用コイルと、この電流検出用コイルで検出される零相電流に相似する波形の電流を前記電動機からの漏れ電流に対する打消用として作成する電流打消回路と、を具備し前記電流打消回路の出力端をアース接続したことを特徴とするインバータ装置。
前のページに戻る