特許
J-GLOBAL ID:200903050078052280

トップ・フィード・タイプの燃料噴射器用のフィルタカートリッジ取付け機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 崇
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-523642
公開番号(公開出願番号):特表平8-510305
出願日: 1994年04月22日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】トップ・フィード・タイプの電気制御式燃料噴射器(10)は、燃料噴射器の内部へ流入する燃料から所定サイズを上回る粒子状物質を濾過分離するために燃料流入管(14)内に挿嵌されたフィルタカートリッジ(34)を有している。該フィルタカートリッジは、前記燃料流入管とテレスコープ式に係合していて調整後に該燃料流入管に軸方向で位置固定される調整管(30,30′)の軸方向外端部に嵌合されている。フィルタカートリッジは、有利にはほぼ管状に成形されており、かつ無孔の軸方向外端部と、前記調整管上に嵌合される軸方向内端部と、微細メッシュスクリーン(38)を支持するフレーム側壁(46)とを有し、こうして強制的に燃料を通流せしめる環状スペースが、フィルタカートリッジと燃料流入管との間に形成されており、該環状スペースの閉じられた軸方向内端部には、燃料から濾過分離された粒子状物質を捕集するための環状凹み(52)が設けられている。
請求項(抜粋):
噴射器本体が一方の軸方向端部には、入口を通って燃料を導入して燃料通路へ導く燃料流入管を有し、前記燃料通路は、前記噴射器本体を通って延びて該燃料噴射器の他方の軸方向端部に配置されたノズルに達しており、前記燃料流入管内にはテレスコープ式に係合する調整管が配置されかつ前記燃料流入管に対して軸方向で位置決めされて、燃料を該燃料流入管の入口から前記調整管を介して前記燃料通路へ強制的に通流させるように前記燃料流入管に固定されており、前記燃料通路を通流する燃料流を制御するために設けられた電気制御式の弁機構の可動磁極子が、該可動磁極子と前記調整管の軸方向内端部との間に配置されたばねによって弾性的に負荷された弁部材を有し、しかも該弁部材は、前記弁機構が電気的に作動されない場合には弁座を閉鎖して燃料流に対して前記燃料通路を閉止し、前記弁機構が電気的に作動された場合には前記弁座から離間して燃料流に対して前記燃料通路を開放するように弾性的に負荷されており、かつ、燃料噴射器を通過させるべき燃料から粒子状物質を濾過分離するために、前記燃料流入管の入口にフィルタカートリッジが配置されている形式のトップ・フィード・タイプの燃料噴射器において、前記フィルタカートリッジが、前記調整管を通流する燃料流に対して濾過関係にあるように、前記調整管の軸方向外端部に装着されていることを特徴とする、トップ・フィード・タイプの燃料噴射器。
IPC (2件):
F02M 37/22 ,  F02M 61/16
FI (2件):
F02M 37/22 H ,  F02M 61/16 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-070870
  • 特開昭63-195377

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