特許
J-GLOBAL ID:200903050078622620

核酸精製システムの媒体上に核酸を保存するツールとして、化学物質を用いる方法および材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-543162
公開番号(公開出願番号):特表2006-501850
出願日: 2003年10月03日
公開日(公表日): 2006年01月19日
要約:
本発明は、細胞試料または細胞溶解物などの、核酸を含有する試料から、核酸を単離および保存する方法に関する。核酸は、固相媒体上で単離され、その後、この固相媒体は乾燥される。そして、上記核酸は、種々のフィルターや他の固相媒体を含む、カラム、チューブ、および多穴プレート内で、数日間、数週間、および数カ月間を含む長期間、効果的に保存されうる。本発明は、試料から核酸を単離および保存する方法を提供するものである。当該方法は、固相媒体に試料を供し、細胞を固定し、細胞保持物を溶解し、上記固相媒体を乾燥させ、核酸を保持し、長期間、室温・室内湿度で、核酸を保存し、随意的に核酸を溶出するものである。本発明は、市販されている多くのチューブ、カラム、または多穴プレート内の、様々な固相媒体上で、核酸を含む試料を保存する方法を提供する。
請求項(抜粋):
核酸を単離および保存する方法であって、 a.固相媒体を用意する工程と、 b.核酸を含む細胞を含有する試料を、上記固相媒体に供する工程と、 c.細胞保持物(cell retentate)として、上記細胞を上記固相媒体で保持し、不純物を除去する工程と、 d.界面活性剤、または洗剤を含む溶液と、上記細胞保持物とを接触させる工程と、 e.細胞溶解物が上記媒体上に保持されている間に、上記細胞保持物を溶解し、核酸を含む細胞溶解物を形成させる工程と、 f.核酸を含む上記細胞溶解物を保持する上記固相媒体を乾燥させる工程と、 g.上記の核酸を保持する乾燥した固相媒体を保存する工程と、を含む核酸を単離および保存する方法。
IPC (2件):
C12N 15/00 ,  C07H 1/08
FI (2件):
C12N15/00 Z ,  C07H1/08
Fターム (3件):
4C057AA05 ,  4C057BB01 ,  4C057BB02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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