特許
J-GLOBAL ID:200903050085666030

電線の溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-002858
公開番号(公開出願番号):特開平10-199586
出願日: 1997年01月10日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 素線径が4.0mm以下の電線の溶接において溶接時に融着部の容積を確保することにある。【解決手段】 溶接器内に溶接材を挿入し、素線径が4.0mm以下の接続すべき2本の電線の端部に湯留め具を設け、接続すべき2本の電線を溶接材を挟んで溶接器内に挿入し、酸化還元反応熱によって溶接材を加熱溶融して両電線の端部を溶接するに際し、加熱溶融時に両電線を湯留め具とともに溶接材に向かって押圧しながら移動し、加熱溶融時に発生する溶接材の溶融物を、溶接器に設けた湯溜まり部内に溜めるとともに、同時に発生するガス,水蒸気などの気体を溶接器に設けた気体排気用の通路を介して外部へ排出しながら、湯止め具により湯溜まり部の所定の容積を確保し、加熱溶融が終わり温度が低下し、溶融物が凝固して収縮し始めると、この収縮部位に湯溜まり部に溜められていた溶融物を流し込むようにする。
請求項(抜粋):
溶接器内に溶接材を挿入し、素線径が4.0mm以下の接続すべき2本の電線の端部に湯留め具を設け、接続すべき2本の電線を溶接材を挟んで溶接器内に挿入し、酸化還元反応熱によって溶接材を加熱溶融して両電線の端部を溶接するに際し、加熱溶融時に両電線を湯留め具とともに溶接材に向かって押圧しながら移動し、加熱溶融時に発生する溶接材の溶融物を、溶接器に設けた湯溜まり部内に溜めるとともに、同時に発生するガス,水蒸気などの気体を溶接器に設けた気体排気用の通路を介して外部へ排出しながら、湯止め具により融着部の所定の容積を確保し、加熱溶融が終わり温度が低下し、溶融物が凝固して収縮し始めると、この収縮部位に湯溜まり部に溜められていた溶融物を流し込むようにすることを特徴とする電線の溶接方法。
IPC (2件):
H01R 4/02 ,  H01R 43/02
FI (2件):
H01R 4/02 C ,  H01R 43/02 B

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