特許
J-GLOBAL ID:200903050090063084

ガラスの塗膜面の判別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-207310
公開番号(公開出願番号):特開2001-033385
出願日: 1999年07月22日
公開日(公表日): 2001年02月09日
要約:
【要約】【課題】熱線反射ガラスや低放射ガラスは、可視域において高い透過率を有するため、目視による方法および色彩色差計による方法は、表面の反射光と裏面の反射光の両方を同時に検知してしまう。裏面を黒色にとそうすれば、表面だけの反射光を検知できるが、製品に対してそのような処置をすることは出来ない。したがって、検知される結果の差異はきわめて小さく、判別結果の信頼性がきわめて低い方法であった。【解決手段】板ガラスの表面に赤外線を照射し、表面から反射される赤外線を、赤外線検知器で検知して塗膜面を判別する。使用する赤外線の波長を5〜20μmの範囲にし、光源の赤外線をレンズあるいは表面鏡を用いて、検知器までの光を平行光にするかあるいは集光させる。板ガラスに入射した波長が5μm以上の赤外線は、ガラスによる吸収のため、裏面から反射することがない。熱線反射膜あるいは低放射膜を塗膜した板ガラスの表面からのみ赤外線が反射され、塗膜の赤外線の反射率が高いほど、ガラス面の反射との差異が大きくなり、判別の信頼性が高くなる。
請求項(抜粋):
薄膜を塗布した板ガラスの塗膜面を判別する方法において、該板ガラスの表面に赤外線を照射し、赤外線の測定器を用いて測定される、該表面から反射される赤外線の反射量に基づいて表面の塗膜の有無を判別することを特徴とする塗膜面の判別方法。
IPC (2件):
G01N 21/35 ,  G01V 8/10
FI (2件):
G01N 21/35 Z ,  G01V 9/04 U
Fターム (11件):
2G059AA03 ,  2G059BB10 ,  2G059BB15 ,  2G059CC20 ,  2G059EE02 ,  2G059GG01 ,  2G059HH01 ,  2G059HH06 ,  2G059JJ03 ,  2G059JJ13 ,  2G059KK09
引用特許:
審査官引用 (4件)
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