特許
J-GLOBAL ID:200903050092808761

有機電解液電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三輪 鐵雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-352541
公開番号(公開出願番号):特開平6-176769
出願日: 1992年12月09日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 解離度が高く1,2-ジメトキシエタンとの相互作用が強い電解質を用いた場合でも低温重負荷放電時における放電初期の大きな放電電圧の低下を防止し、低温重負荷放電特性の優れた有機電解液電池を提供する。【構成】 有機電解液の有機溶媒として、1,2-ジメトキシエタンと、テトラヒドロフランなどの環状エーテルと、プロピレンカーボネートなどのカーボネート系溶媒との3種以上を含む混合溶媒を用い、この混合溶媒にCn F2n+1SO2(n≧0)基を1個以上有するアニオンとアルカリ金属またはアルカリ土類金属のカチオンとで形成され、1,2-ジメトキシエタンに対するモル溶解熱が+40kJ/mol以上の有機塩を電解質として溶解させ、かつ1,2-ジメトキシエタン/環状エーテルの体積比を0.9〜10に特定することによって、有機電解液を調製し、この有機電解液を用いて有機電解液電池を作製する。
請求項(抜粋):
負極と、正極と、有機溶媒に電解質を溶解させた有機電解液を構成要素とする有機電解液電池であって、上記有機溶媒が1,2-ジメトキシエタンと環状エーテルとカーボネート系溶媒との3種以上を含む混合溶媒からなり、上記電解質がCn F2n+1SO2 (n≧0)基を1個以上有するアニオンとアルカリ金属またはアルカリ土類金属のカチオンとで形成され、1,2-ジメトキシエタンに対するモル溶解熱が+40kJ/mol以上の有機塩であり、かつ1,2-ジメトキシエタン/環状エーテルの体積比が0.9〜10であることを特徴とする有機電解液電池。
IPC (2件):
H01M 6/16 ,  H01M 10/40

前のページに戻る