特許
J-GLOBAL ID:200903050097532985

電力貯蔵型非常用電源装置の停電制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-347404
公開番号(公開出願番号):特開平6-205547
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】交流電源の停電をより高速で検出して電力変換手段のアクティブフィルタ動作からインバータ動作への切替え時の出力電圧の乱れを抑制する。【構成】高速停電検出用積分形不足電圧検出手段よりも高速動作のウインドコンパレータ形波形監視手段で基準交流電圧波形と交流電源出力電圧波形とを比較して、基準交流電圧瞬時値に対する交流電源出力電圧瞬時値の比率が所定範囲を越えれば、電力変換手段をアクティブフィルタ動作からインバータ動作へ切替えて電力変換手段出力電圧の乱れの回避を図る。更に開閉手段への開路指令は積分形不足電圧検出手段を設けてこれが指令を与える構成にして、ノイズ等で生じる一過性の電圧波形の乱れをウインドコンパレータ形波形監視手段が検出しても、開閉手段が頻繁動作しないようにする。
請求項(抜粋):
交流電源から開閉手段を介して負荷へ交流電力を供給する回路の前記開閉手段の負荷側に変圧器を介して電力変換手段を接続し、この電力変換手段の直流側には電力貯蔵手段を接続して電力貯蔵型非常用電源装置を構成し、前記交流電源が前記負荷へ交流電力を供給中は前記電力変換手段はアクティブフィルタとして動作し、前記交流電源の電圧低下を不足電圧検出手段が検出すれば前記開閉手段を開路すると共に、前記電力変換手段をインバータ動作に切り換えて前記電力貯蔵手段からの直流電力を交流電力に変換して前記負荷へ供給する電力貯蔵型非常用電源装置において、基準となる振幅の交流電圧波形を発生する基準交流電圧発生手段と、この基準交流電圧波形の瞬時値と前記交流電源が出力する出力交流電圧波形の瞬時値とを比較して、出力交流電圧波形瞬時値の基準交流電圧波形瞬時値に対する比率が所定範囲を越えたことを検出するウインドコンパレータ形波形監視手段とを備え、前記瞬時値比率が所定範囲を越えれば当該ウインドコンパレータ形波形監視手段は前記電力変換手段をアクティブフィルタ動作からインバータ動作へ切り換える信号を与え、次いで前記開閉手段へ開路信号を与えることを特徴とする電力貯蔵型非常用電源装置の停電制御回路。
IPC (5件):
H02J 9/06 504 ,  H02H 3/24 ,  H02J 3/01 ,  H02J 3/32 ,  H02J 3/38

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