特許

J-GLOBAL ID：200903050098983190

自動変速機用歯車変速装置

発明者： 森 幹雄 ,  倉持 耕治郎 ,  北村 憲弘 ,  安田 勇治
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 渡辺 丈夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-349059
公開番号（公開出願番号）：特開平5-164204
出願日： 1991年12月06日
公開日（公表日）： 1993年06月29日
要約：

【要約】【目的】 小型・軽量で変速ショックの低減に有利な歯車変速装置を提供する。【構成】 二組の遊星歯車機構1,2と、第1ないし第3のクラッチC1 ,〜C3 と、第1および第2のブレーキB1 ,B2 と、第1および第2の一方向クラッチF1 ,F2 とを有し、第1速と第2速との間の変速および、第3速と第4速との間の変速を、ワンウェイクラッチ・ツウ・ブレーキとなるよう構成した。

請求項（抜粋）：

第1サンギヤと第1リングギヤとに噛合するピニオンギヤを第1キャリヤで保持した第1遊星歯車機構と第2サンギヤと第2リングギヤとに噛合するピニオンギヤを第2キャリヤで保持した第2遊星歯車機構とを、入力部材と出力部材との間に配置した自動変速機用歯車変速装置において、前記第1キャリヤと第2リングギヤとが一体回転するよう連結されるとともに、第1リングギヤと第2キャリヤとが一体回転するよう連結され、また入力部材と第1サンギヤとを選択的に連結する第1クラッチ機構と、入力部材と第2キャリヤとを選択的に連結する第2クラッチ機構と、入力部材と第2サンギヤとを選択的に連結する第3クラッチ機構と、第2サンギヤの回転を選択的に止める第1ブレーキ機構と、第2キャリヤおよび第1リングギヤの回転を選択的に止める第2ブレーキ機構と、第2キャリヤの入力部材の回転方向とは反対方向の回転を止める第1一方向クラッチと、入力部材と第2サンギヤとの間に前記第3クラッチと並列の関係に配置されかつ第2サンギヤが入力部材に対して相対的に正回転しようとする際に係合する第2一方向クラッチとを有し、前記出力部材が第1キャリヤに連結されていることを特徴とする自動変速機用歯車変速装置。