特許
J-GLOBAL ID:200903050109696628

蓄熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-045315
公開番号(公開出願番号):特開平6-257973
出願日: 1993年03月05日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】ゲル化の過程で比重の大きな未溶解の結晶が残るのを防止することによって過冷却破壊の原因をなくし、安定した過冷却状態を長期間に亘り維持して蓄熱とする蓄熱装置を提供する。【構成】水化の多いゲル相と水化の少ない結晶相との間を可逆的に相転移する塩水和物からなる蓄熱媒体26が過冷却状態にある場合に、この蓄熱媒体26を加圧器37および皿ばね32等により機械的に刺激して結晶相へ転移させるとともに、この蓄熱媒体26が熱源からの熱を受けて結晶相からゲル相へ相転移する場合、この蓄熱媒体26が融点以上の状態でこの蓄熱媒体26を撹拌羽根44により撹拌することによって均一にゲル相へ転移させるようにした。
請求項(抜粋):
水化の多いゲル相と、水化の少ない結晶相との間を潜熱の発生、吸収を伴って可逆的に相転移する塩水和物からなる蓄熱媒体と、この蓄熱媒体の過冷却状態にあるゲル相を機械的に刺激し、前記過冷却ゲル相の結晶相への転移を誘起する相転移誘起手段と、前記蓄熱媒体の過冷却ゲル相を安定化させるためにこの蓄熱媒体が融点以上の状態でこの蓄熱媒体を撹拌する撹拌手段と、前記蓄熱媒体へ熱を供給することによって前記蓄熱媒体を結晶相からゲル相へ相転移を行わせる熱源と、を備えたことを特徴とする蓄熱装置。
IPC (2件):
F28D 20/00 ,  C09K 5/06

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