特許
J-GLOBAL ID:200903050117636758

蛍光検出型ゲル電気泳動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-197890
公開番号(公開出願番号):特開平6-018416
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ゲルと走査方向及び励起光入射方向の厳密な平行関係が保たれない場合においても、正しく蛍光検出を行えるようにする。【構成】 較正部36はサンプルが測定部に到着する前の走査場所で移動手段32を作動させ、信号検出手段34からの信号にもとづいて手段32の移動量に関係した較正データを求め、走査場所データとともに記憶部38へ記憶させる。較正部36は、励起光光路又は受光光学系光軸の移動に対する受光光学系光軸上の光電変換器の出力が予め設定された範囲の中にある極小を与える移動量に関係したデータを較正データとする。測定時には移動手段制御部40により記憶部38から走査場所に対応した較正データを読み出し各走査場所ごとに移動手段32の移動量を設定する。
請求項(抜粋):
蛍光ラベルしたサンプルをゲル電気泳動させ、泳動方向と直交する方向に蛍光の励起・受光光学系を走査して泳動パターンを検出する装置において、サンプルが泳動するゲルを保持するガラス板として蛍光性のガラス板を用い、受光光学系ではゲルからの蛍光のみを受光する大きさの受光視野に限定し、励起・受光光学系の走査場所を検出する走査場所検出部と、励起光光路と受光光学系光軸との相対的位置関係を変化させる移動手段と、測定に用いられるゲルが装着された後サンプル投入前、又はサンプル投入後でサンプルが測定部に到着する前の較正用走査における走査領域内のいくつかの走査場所で前記移動手段を作動させ、信号検出手段からの信号にもとづいてゲルの励起光による照明部分が受光光学系光軸上にくるときの前記移動手段の移動量に関係した較正データを求め、走査場所データとともに後記記憶部へ記憶させる較正部と、較正データを走査場所データとともに記憶する記憶部と、測定時に前記記憶部から走査場所に対応した較正データを読み出し各走査場所ごとに前記移動手段の移動量を設定する移動手段制御部とを備えた蛍光検出型ゲル電気泳動装置。
IPC (3件):
G01N 21/64 ,  G01N 21/17 ,  G01N 27/447
FI (2件):
G01N 27/26 325 A ,  G01N 27/26 325 E
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-036652

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