特許
J-GLOBAL ID:200903050121242837

多重特性タービンロータ内での個別タービンブレードの接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-052268
公開番号(公開出願番号):特開平5-092326
出願日: 1992年03月11日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【目的】 ロータリングに対する内部ハブの冶金学的接合または形成の前に、個別タービンブレードとそのタービンロータリング内の対応する保持用キャビティの間のギャップを充填する方法を提供する。【構成】 電気スパーク堆積工程を用いて第1材料のタービンブレード(18)がタービンロータリング(10)に冶金学的にかつ完全に接合され、これによりロータリング(10)の内周から空孔(void)が除去される。これによりタービンブレード(18)の内部冷却用キャビティ(24)またはロータリング(10)に対する損傷なしに第2材料の内部ハブのロータリング(10)の内周に対する確実な接合が可能になり、したがって多重特性タービンロータの製造が容易になる。タービンブレード(18)のベース金属およびロータリング(10)に入力される金熱量はこの方法により最小になり、したがってタービンブレード(18)のベース金属およびロータリング(10)の歪と冶金学的構造変化がほぼ存在しないようにできる。
請求項(抜粋):
各々が適切な金属合金から形成される一連のタービンブレード(18)が設けられ、これらのタービンブレード(18)がロータリング(10)内に形成された対応する保持用キャビティ内にそれぞれ挿入され、次に各々のタービンブレードがタービンロータアセンブリを形成するように前記対応するキャビティ(16)内に確保される前記ロータリング(10)内での個別タービンブレード(18)の組付け方法において、前記タービンブレード(18)の各々と前記対応する保持用キャビティ(16)の間に溶接領域が存在し、さらに前記対応するキャビティ(16)内に各々のタービンブレード(18)を確保する方法が、タービンブレード(18)の前記金属合金と冶金学的に相溶性の適当な金属から形成された電極(40)を設けるステップと、正および負の放電リードをコンデンサ充電回路に操作的に接続するステップであって、前記正のリードが前記電極(40)に直接接続され、前記負のリードが前記タービンロータアセンブリに操作的に接続されるステップと、前記電極(40)と前記タービンロータアセンブリの間で接触がなされた際に前記電極(40)を通して前記コンデンサ充電回路内のコンデンサを放電させることにより前記ロータリング(10)の前記保持用キャビティ(16)内に前記タービンブレード(18)を冶金手法により封止し、これにより前記電極(40)の材料が前記電極(40)から前記溶接領域(30)に移送されるステップと、前記ロータリング(10)の対応する保持用キャビティ(16)内に前記タービンブレード(18)の各々を冶金学的に封止するように前記溶接領域(30)内で必要に応じて前記放電ステップを反復するステップとで構成される個別タービンブレード組付け方法。
IPC (5件):
B23P 11/00 ,  B23K 1/00 ,  B23K 20/00 310 ,  F01D 5/18 ,  F01D 5/30
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-264831

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