特許
J-GLOBAL ID:200903050121319996

均一基板および不均一基板にスルーホールを穿孔する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松永 宣行 ,  小合 宗一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-508319
公開番号(公開出願番号):特表2007-532319
出願日: 2004年04月19日
公開日(公表日): 2007年11月15日
要約:
改善した主表面の品質を持つスルーホール(14)をターゲット材料(8)に形成する異径ホール穿孔方法は、スルーホールの所望の直径より小さい直径を持つパイロットホール(10)を穿孔し、次いで、所望の直径を持つスルーホールを穿孔することを含む。パイロットホールはレーザー穿孔の間に生成される熱エネルギーが周囲に拡散できるチャネルを形成し、それによって周囲のターゲット材料基質に拡散する熱エネルギーの量およびそのターゲット材料基質の熱影響ゾーンへの熱ダメージの程度を軽減する。また、パイロットホールはアブレーションされたターゲット材料を除去できるチャネルを形成し、全体的なスルーホールのスループットを増加させる。パイロットホールの形成により、スルーホールの残部を形成するのに要求される熱エネルギーを低減し、結果として周囲のターゲット材料基質へのダメージを少なくする。【選択図】 図1b
請求項(抜粋):
改善された壁面一様性と所定の直径とを持つスルーホールを厚さを持つターゲット材料に形成する異径ホール穿孔方法であって、 第1の空間スポットサイズによって画定される第1スポットエリア内の前記ターゲット材料を除去するために前記第1の空間スポットサイズの全体に対して十分なエネルギー密度を持つ第1のレーザー出力を生成し、 前記ターゲット材料に衝突させ、それによって前記第1のスポットエリアの直径に対応しかつ前記スルーホールの前記所定の直径より小さい第1の直径を有するパイロットホールを形成するために第1のレーザー出力を方向付け、 第2の空間スポットサイズによって画定される第2のスポットエリア内の前記ターゲット材料を除去するために前記第2の空間スポットサイズの全体に対して十分なエネルギー密度を持つ第2のレーザー出力を生成し、そして、 前記所定の直径を有しかつ前記ターゲット材料の前記厚さを通して延びるスルーホールを形成するために、前記結果として生じる第2のスポットエリアが前記パイロットホールの前記第1のスポットエリアより大きくなるよう前記ターゲット材料に衝突させるために第2のレーザー出力を方向付けることからなり、前記スルーホールの形成は、前記パイロットホールを通して逃れ、それによって前記スルーホール壁の熱歪みを制限し、該壁面の一様性を強化する熱エネルギーの印加を含む、異径ホール穿孔方法。
IPC (5件):
B23K 26/38 ,  B23K 26/40 ,  B23K 26/00 ,  H05K 3/00 ,  H05K 3/46
FI (6件):
B23K26/38 330 ,  B23K26/40 ,  B23K26/00 H ,  B23K26/00 N ,  H05K3/00 N ,  H05K3/46 X
Fターム (9件):
4E068AF02 ,  4E068CA02 ,  4E068DA11 ,  5E346AA32 ,  5E346CC04 ,  5E346CC08 ,  5E346GG15 ,  5E346HH11 ,  5E346HH33
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-182390
  • 特開平2-182390

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