特許
J-GLOBAL ID:200903050123873303

相乗性植物成長調整剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-206675
公開番号(公開出願番号):特開平5-124915
出願日: 1991年08月19日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 植物の成長を調整するのに有効な新規の相乗的混合物【構成】 第四級アンモニウム塩と、一般式II:【化1】で示されるイミダゾリニル誘導体との相乗的混合物および不活性の添加剤を含有する。【効果】 相乗的混合物は、実質的に植物の全成長段階に多種多様に影響を及ぼすことができ、徒長成長の減少を示し;さらに、耐凍結性を著しく高めることもでき、それによって開花抑制の早期崩壊および生殖段階への移行の傾向を有するような植物の凍結の危険も排除される。また、高められた寒冷敏感性および比較的に僅かな茎葉物質もしくは植物物質のために種々の疾病(例えば、真菌性疾患)による感染は回避することができる。更に、栄養成長の抑制は、数多くの栽培植物の場合に土壌の緊密な栽培を可能にし、したがって土壌面積に対してより多くの収穫量を達成することができる。
請求項(抜粋):
植物成長調整剤において、次のもの:N,N-ジメチル-アザシクロヘプタニウム塩、N,N-ジメチル-ピペリジニウム塩、N,N-ジメチル-テトラヒドロピリダジニウム塩、N,N,N-トリメチル-N-2-クロロエチルアンモニウム塩、N-メチル-ピリジニウム塩およびN,N-ジメチル-ピロリジニウム塩を包含する化合物Iからなる群からの成長調整作用を有する少なくとも1つの第四級アンモニウム塩と、一般式II:【化1】[式中、R1 はC1 〜C4 -アルキル基を表わし;R2 はC1 〜C4 -アルキル基またはC3 〜C6 -シクロアルキル基を表わし;R3 は水素原子;C1 〜C12-アルキル基;C1 〜C12-アルコキシ基;C1〜C12-アルキルアミノ基;ジ-C1 〜C12-アルキルアミノ基;またはフェニル基、フェノキシ基またはフェニルアミノ基を表わし、この場合これらの芳香族基は、1〜5個のハロゲン原子を有することができおよび/または次の基:C1〜C4 -アルキル、C1 〜C4 -ハロゲン化アルキル、C1 〜C4 -アルコキシ、C1 〜C4 -ハロゲン化アルコキシ、C1 〜C4 -アルキルチオまたはC1 〜C4 -ハロゲン化アルキルチオを1〜3個有することができ;R4 は水素原子;ハロゲン原子;C1 〜C4 -アルキル基;C1 〜C4-ハロゲン化アルキル基;C1 〜C4 -アルコキシ基;C1 〜C4 -ハロゲン化アルコキシ基;C1 〜C4 -アルキルチオ基またはC1 〜C4 -ハロゲン化アルキルチオ基を表わし;R5 およびR6 は互いに独立にR4 で記載した基の1個を表わすかまたは一緒になって、1〜4個のハロゲン原子を有することができおよび/または次の基:C1 〜C4 -アルキル、C1 〜C4 -ハロゲン化アルキル、C1 〜C4 -アルコキシ、C1 〜C4 -ハロゲン化アルコキシ、C1 〜C4 -アルキルチオまたはC1 〜C4 -ハロゲン化アルキルチオを1〜3個有することができる1,3-ブタジエン-1,4-ジイル基を表わす]で示されるイミダゾリニル誘導体との相乗的混合物および不活性の添加剤を含有することを特徴とする、相乗性植物成長調整剤。
IPC (4件):
A01N 43/50 ,  A01N 33/24 101 ,  A01N 43/40 ,  A01N 43/40 101

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