特許
J-GLOBAL ID:200903050126569710
水素添加混合物から1,4-ブタンジオールを分離する方法
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田代 烝治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-008741
公開番号(公開出願番号):特開平5-286876
出願日: 1993年01月22日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 1,4-ブタンジオールを分離する方法を与える。【構成】 a)第一棚段塔1でアルコール、水およびテトラヒドロフランを頂部生成物6として分離し、b)第一棚段塔1の底部生成物7を第二棚段塔2に供給し、アルコールとブチレートより成る頂部生成物9を除去し、γ-ブチロラクトンおよびブチレートを側口8より取出し、底部生成物10を相分離装置3に供給し、c)相分離装置3で分離した二液相混合物の1,4-ブタンジオール富化された底部相11を第三棚段塔4に供給し、アルコールを蒸留除去し、1,4-ブタンジオールと琥珀酸ジエステルを含む共沸混合物を側流12として取出し、相分離装置3に再循環し、同時に1,4-ブタンジオールをアルキルヒドロキシアルキルサクシネイト、ブチルヒドロキシブチレート、および底部成分15としての高沸点溜分と共に取出し、d)サクシネイト富化された頂部相13を相分離装置中で分離する。
請求項(抜粋):
a)実質20から70枚の棚板を有する第一棚段塔で50から1100ミリバール、望ましくは50から500ミリバールの頂部圧、40°から120°Cの頂部温度で操業し、アルコール、水およびテトラヒドロフランを頂部生成物として分離し、b)第一棚段塔の底部生成物を実質30から90枚の棚板を有する第二棚段塔に供給し、アルコールおよびブチレートより成る頂部生成物を45から250ミリバールの頂部圧および45°から120°Cの頂部温度で除去し、ガンマ-ブチロラクトンおよびブチレートを側部取出し口より取出し、底部生成物を相分離装置に供給し、c)相分離装置で分離した二液相混合物の1,4-ブタンジオールで富化された底部相を実質30から90枚の棚板を有する第三棚段塔に供給し、アルコールを45から250ミリバールの頂部圧および45°から120°Cの頂部温度で頂部生成物として蒸留除去し、1,4-ブタンジオールおよび琥珀酸ジエステルを含む共沸混合物は側流として取出され、相分離装置に再循環され、同時に1,4-ブタンジオールはアルキル-ヒドロキシアルキルサクシネイト、ブチルヒドロキシブチレート、および底部成分としての高沸点溜分と共に取出され、更にd)サクシネイト富化された頂部相を相分離装置中で分離する、各工程より成るマレエイト、フマレイトおよび/またはサクシネイトの触媒的水素添加により得られ、1,4-ブタンジオールに加え更にテトラヒドロフラン、水、C1 -C4 アルコール、サクシニックジエステル、ヒドロキシブチレート、アルキル-ヒドロキシアルキルサクシネイト、ガンマ-ブチロラクトンおよびブチレートを含む混合物から1,4-ブタンジオールを分離することを特徴とする分離方法。
IPC (3件):
C07C 31/20
, C07C 29/80
, C07C 29/82
前のページに戻る