特許
J-GLOBAL ID:200903050128610106

電動補助自転車及びその駆動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 熊谷 浩明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-331539
公開番号(公開出願番号):特開2001-151184
出願日: 1999年11月22日
公開日(公表日): 2001年06月05日
要約:
【要約】【課題】円滑な運転ができる電動補助自転車の提供。【解決手段】バッテリ電圧で後車輪43を回転させる駆動モータMと、クランク軸17に固定した車速検出用大歯車から車速を検出するスピードセンサと、ペダル踏力で回転されるクランク軸17に固定された原動側カムプレートと、さらばねで原動側カムプレート側に押圧付勢されてクランク軸17に対し移動自在なチェーン大歯車18に固定された従動側カムプレートとの接離状況からトルクを検出するトルクセンサと、制御系を制御する制御部46とを備え、ONスイッチ投入時に制御系の正否をチェックし、バッテリ状況が適であればOFFスイッチの投入があるまで、スピードセンサからの検出信号とトルクセンサからの検出信号とに基づいてパルスを算出し、基準値との関係でパルス幅の漸増・漸減制御を行い、該制御後に得られるパルスを出力して走行状態にある限り駆動モータMの作動を制御する。
請求項(抜粋):
ペダル踏力が入力トルクとなって強制回転されるクランク軸に固定された原動側カムプレートと、それぞれの凹陥面を相互に対面させて介挿させた一対のさらばねにより前記原動側カムプレート側への軸方向での押圧力が付勢されて前記クランク軸の側に回転と軸方向での移動とが自在に軸支されたチェーン大歯車に固定された従動側カムプレートとは、原動側カムプレートに設けられた隆起部と従動側カムプレートに設けられた凹陥部とが複数箇所にて回転方向への摺動を自在に嵌合するように対面配置され、後車輪から加えられる負荷トルクが増大するにつれて原動側カムプレートの前記隆起部の側が摺動して従動側カムプレートに生ずる回転方向での位置ずれに伴って変動する相互間の離間距離は、原動側カムプレートと従動側カムプレートとの外周を囲繞してチェーン大歯車の内側に固着された磁気リングの内端面側の適宜の2か所に磁力の検出を自在に近接配置されたトルクセンサが各別に検出する検出値の平均値に変換されて駆動モータの作動を制御することにより後車輪への駆動補助トルクの付与を自在とするとともに、前記チェーン大歯車とは軸方向での反対側に位置して連結されたクランクの内側に位置するクランク軸には、前記チェーン大歯車と略同一形状を呈する車速検出用大歯車を軸固定し、該車速検出用大歯車の歯部との対面部位に設置したスピードセンサを介して走行速度の検出を自在としたことを特徴とする電動補助自転車。
IPC (3件):
B62M 23/02 ,  B62J 39/00 ,  G01L 3/14
FI (4件):
B62M 23/02 J ,  B62M 23/02 N ,  B62J 39/00 J ,  G01L 3/14 H

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