特許
J-GLOBAL ID:200903050140453130

音声情報分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-131569
公開番号(公開出願番号):特開平7-334189
出願日: 1994年06月14日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】本発明は、音声情報分析装置において、その目的は、動的に変化する音声信号に付加混入されたノイズを除去し、かつ音声のS/N比を向上させて、高品質な音質を提供することにある。【構成】入力音声信号の有音/無音区間を判定し、その判定子により処理系を二分する。無音処理系では、ノイズの特徴抽出を逐次行い、有声処理系においてノイズの除去を行い、音声の特徴を抽出しその特徴を強調させ、S/N比の向上を計る。【効果】有音/無音区間の判定を行い、処理を二分させることによって、処理の負荷が軽減出来る。逐次ノイズ情報、音声の特徴を抽出する為、動的に変化するノイズ、話者交代にも対応できる。
請求項(抜粋):
音声の標本化データを一定時間蓄積したフレームデータの示す音声情報を分析した分析結果を出力する音声情報分析装置であって、各フレームデータの表す音声にノイズ以外の音声が含まれているか否かを判定するステップと、ノイズ以外の音声が含まれていないと判定された場合に、フレームデータからフレームデータの示す音声に含まれているノイズの特徴を抽出してテーブルに記憶し、前記フレームデータの示す音声の分析結果として、あらかじめ用意した無音の音声の分析結果を表す情報を出力する無音系処理の実行ステップと、ノイズ以外の音声が含まれている場合音声のピッチ情報をテーブルに記憶させる手段と、ノイズ以外の音声が含まれていると判定した場合には、前記ピッチ情報から得られた音声信号の特徴を強調する処理と、ノイズ以外の音声が含まれていないと判定された場合にテーブル記憶したノイズの特徴をフレームデータの示す音声から除去し、ノイズの特徴を除去したフレームデータの示す音声を分析し、分析した結果を出力する有音系処理を実行するステップとを有することを特徴とする音声情報分析装置。
IPC (5件):
G10L 7/02 ,  G10L 3/00 ,  G10L 3/02 301 ,  H04B 14/04 ,  H04B 15/00

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