特許
J-GLOBAL ID：200903050142415103
スピネル型リチウムマンガン複合酸化物の新規な製造方法及び二次電池用正極活物質
発明者：
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出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
田中 政浩
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-123384
公開番号（公開出願番号）：特開平11-240721
出願日： 1998年05月06日
公開日（公表日）： 1999年09月07日
要約：
【要約】【課題】 高温(50°C以上)環境下での充放電サイクル特性が改善されたスピネル型リチウムマンガン複合酸化物の製造方法及びこの方法によって製造されたスピネル型リチウムマンガン複合酸化物からなるリチウムイオン二次電池用正極活物質を提供する。【解決手段】 一般式(I)LixMn<SB>(2-y)</SB>M<SB>yi</SB>B<SB>y2</SB>O<SB>4 </SB> (I)(式中、MはAl、Cr、Fe、Ni、Co、Ga及びMgよりなる群から選ばれる少なくとも1種類であり、xは0.9≦x≦1.1であり、yはy=y<SB>1</SB>+y<SB>2</SB>であり、0.002≦y≦0.5、0≦y<SB>1</SB><0.5、0.002≦y<SB>2</SB>≦0.1)及び上記一般式(I)でy<SB>2</SB>が0である下記一般式(Ia)LixMn<SB>(2-y)</SB>M<SB>y</SB>O<SB>4 </SB> (Ia)(式中、M、xは前記と同意義、yは0.002≦y≦0.5を示す)で示されるスピネル型リチウムマンガン複合酸化物の改良された製造法及びこの方法によって製造されたスピネル型リチウムマンガン複合酸化物からなるリチウムイオン二次電池用正極活物質。
請求項（抜粋）：
一般式(I)Li<SB>x</SB>Mn<SB>(2-y)</SB>M<SB>y1</SB>B<SB>y2</SB>O<SB>4 </SB> (I)(式中、MはAl、Cr、Fe、Ni、Co、Ga及びMgよりなる群から選ばれた少なくとも1種類の金属であり、xは0.9≦x≦1.1であり、yはy=y<SB>1</SB>+y<SB>2</SB>であり、0.002≦y≦0.5、0≦y<SB>1</SB><0.5,0.002≦y<SB>2</SB>≦0.1)で示されるスピネル型リチウムマンガン複合酸化物の製造方法において、一般式(II) Mn<SP>2+</SP><SB>(1-a)</SB>M<SP>p+</SP><SB>a</SB>(OH)<SB>[2-(2-p)a-nz]</SB>(A<SP>n-</SP>)<SB>z</SB>・mH<SB>2</SB>O (II)(式中、M<SP>p+</SP>はAl<SP>3+</SP>、Cr<SP>3+</SP>、Fe<SP>3+</SP>、Ni<SP>2+</SP>、Co<SP>2+</SP>、Ga<SP>3+</SP>及びMg<SP>2+</SP>よりなる群から選ばれた少なくとも1種類のp価 (p=2〜3)の金属カチオン、A<SP>n-</SP>はNO<SB>3</SB><SP>-</SP>、Cl<SP>-</SP>、Br<SP>-</SP>、CO<SB>3</SB><SP>2-</SP>、SO<SB>4</SB><SP>2-</SP>、CH<SB>3</SB>COO<SP>-</SP>等のn価(n=1〜2)のアニオン、a、z及びmはそれぞれ、0≦a≦0.25、0.03<z<0.3、0<mを示す)で示される複合水酸化マンガン化合物を水媒体下で懸濁させ、ホウ酸イオンを含む水溶液を添加し、水溶性リチウム化合物を水媒体中で全金属に対するモル比で表される、Li/(Mn+B)のモル比=0.45〜0.55〔但し、一般式(II)においてa=0の場合に限る〕又はLi/(Mn+M+B)のモル比=0.45〜0.55となる範囲に添加し、得られたスラリーを噴霧又は凍結乾燥し、600〜900°Cで焼成することを特徴とするスピネル型リチウムマンガン複合酸化物の製造方法。
IPC (6件)：
C01G 45/00
, C04B 35/495
, H01M 4/02
, H01M 4/04
, H01M 4/58
, H01M 10/40
C01G 45/00
, H01M 4/02 C
, H01M 4/04 A
, H01M 4/58
, H01M 10/40 Z
, C04B 35/00 J
